JシリーズXCO第2戦 富士見

J1富士見に行ってきた。
もう皆さんご存知の通り、優勝は山本幸平、2位平野星矢()、3位山本和弘という結果。
今回のレース直前に発表された、アジア選手権の代表メンバーが表彰台を占有した。

今回のオレは、「キャノンデールえこひいきカメラマン」に徹した(笑。
八幡浜の反省から購入したデジイチを、いきなり野外スポーツで使うのだ。
当然、スポーツモードで連写モードでオートフォーカスで手ブレ防止オンだ(笑。
撮影枚数は856枚にも達したけど、失敗もかなりの量!
ご一緒した皆さんの写真も一杯あるけど、それはまた後日。

※6/7訂正。寝惚けて字を間違えてしまいました(^^;失礼致しました。

今回のカズ選手は、八幡浜の時ほどはピリピリしていないかなと思いつつ、富士見に向かった。
やはり、体調のピークは次週のアジア選に持っていくだろうからね。
ただ、金曜日にアジア選代表が発表されたばかりであり、またJのフルメンバーでの今年初のレースでもある。
つまり、疲労困憊するほどの無理はできないけど、力を示す必要もありそうな状況。
ある意味では、難しい心理状態かなと思っていた。
そのあたりの心理は、素人のオレには推測できない領域。
早朝のXCOコース。
コースは2つのループがあり、スタート/フィニッシュゲート付近でこれを繋げる構成。
ゲレンデ直登にトラウマがあるオレとしては、全く走る気がしない(笑。

午前中のスポーツクラス、エキスパートクラス観戦を終え、昼にBellちゃん推奨の山賊焼き定食を食った我々。


エリート選手が召集場所に集まり始め、ほどなくしてカズ選手もやってきた。
富士見のレストラン前に集うキャノラー軍団を見て、
「おー、お久しぶりです~」
とカズ選手。
先月八幡浜で会ったオレ以外は、皆さんはほぼ半年ぶりの顔合わせ。
レース前は軽い挨拶だけとはいえ、立ち止まれば次々と声を掛ける人がやってくる。
相変わらずの人気者。

「来週はアジア選だから、転ばないように走りますよ。まあ見ていてください。」
と言い残し、カズ選手はスタート地点へ。
我々もすぐにコースへ散る。

Jのトップ選手はゲートの後方に一列に並び、盛大にコールされて一人一人位置につく。
こういう演出はワールドカップにもあるね。

スタート直前。
意外と和やかな周囲に対し、カズ選手は前を向いたまま、じっと動かない。
何を見ているのか、何も聞こえない状態に入っているように見える。
数年前のスタート前の写真に比べると、佇まいに格段と迫力が増したように見える。


カズ選手の隣は、八幡浜でも競り合った斉藤亮選手(コラテック)。

その隣では、帝王・幸平選手が貫禄を見せている。

フィードゾーンでは奥さんが待つ。
奥さんもワールドカップで巨体に囲まれながらのサポートを戦ってきた、ワールドカッパーだ。

そしてスタートダッシュを撮るべく陣取るスペクテーター。
こちらのポジション争いも熾烈なのだ(笑。

スタート!
この時、間違えてカメラの動画ボタンを押してしまい、スタートシーンを撮りそびれた(笑。
ぐお~、なんたることだ!
その間にも選手たち、さすがのスピードであっという間に登っていってしまう。
待ってくれ~(笑
やっと復旧した時には、カズ選手たちは遥か彼方。
最初のゲレンデ登坂を終えようとしていた。
エリートはとにかく速いから、撮影の失敗をリカバリーする時間はない(笑

序盤の先頭は星矢選手。
カズ選手がそこに続く。

セカンドループの長大な登坂セクション。
カズ選手は星矢選手に続くパックに位置。


カズ選手、今日はどういう展開にするつもりだろうか??


斉藤選手も離れない。
え?お前キャノラーだろうって?
はっきり言おう、オレは斉藤選手も好きだ(笑。

2周目、幸平選手が先頭に立つ。

カズ選手は2位、兄弟で1-2体制を築く。
しかし凄えな、この兄弟は(笑

このテクニカルな下りセクションでは、転倒する選手が続出。
太い根が多いうえ、全体が選手から見て右側に傾いており、油断するとそちらに落ちていく。
カズ選手曰く、ワールドカップはこういう場所を登らされるのだという。
確かに先日のDalby Forestでは、トライアルじみた挙動で器用に登っていく選手の映像があった。

3周目、大きな順位変動なく、テクニカルセクションを抜けていく。


カズ選手のLeftyは、グローバルチームのLefty専属スペシャリストのサービスを受けた、言わばカズスペシャル。
レース後に押させてもらったけど、信じられない感触だった。
ヘッドショック系サスペンションは、ここまでスムーズな感触になるのかと思った。
こういう場所では、このLeftyが生きてくるのだろうね。

4周目、帝王のヒルクライム。
さすがに圧倒的に強いんだけど、他のエリート選手曰く、これでも控え気味らしい。


カズ選手は変わらず2位。
セカンドループ序盤の長いヒルクライムでのカズ選手。
このセクションはダンシングでコナしていた。
カズ選手は幸平選手に比べて体躯が華奢な印象があるけど、とんでもないね。

とても力強く登ってくる。

背後には星矢選手、斉藤選手が近づく。

しかし、腕に土が付いている。どこかで転倒した???

リズムが狂わなきゃいいけれど・・・。

5周目、1位は変わらず幸平選手。

星矢選手が2位。んん??

カズ選手は3位でテクニカルセクションを抜けてきた。
やはりリズムが狂ったのだろうか??


ただ、ヒルクライムでも特別苦しそうな表情には見えない。
体調と相談して抑えているのか、あるいはそうでないのか。

6周目、ファイナルラップに入る。
斉藤選手がカズ選手の背後にピタリ。
タイムは計ってないので、カズ選手が落ちてきたのか、斉藤選手が上げてきたのかは判らない。
カメラを構えながら思わず、「カズ!後ろ近い!」と叫ぶ。

斉藤選手は完全にカズ選手をロックオン。
数年前まで国内トップクラスのクロスカントリースキー選手だった斉藤選手。
オリンピックを狙うレベルだっただけに、フィジカルレベルは非常に高いそうだ。
生粋のMTBライダーであるカズ選手にはテクニックというアドバンテージがあるけど、斉藤選手もレース運びや競争心理のコントロールに長けていることは想像に難くない。
それぞれの得意を生かして競り合う戦いほど面白いものはない。
この2人の争い、もっと見てみたい。

撮影場所を変えると、一人の青年に声を掛けられた。


オレが今年のCFRジャージを着てたから、キャノンデールの関係者と思ったらしい。
ごめんね、オレはただのキャノラーなんだ(笑。

彼の名は「いっくん」。
幸平選手の母校、国際アウトドア専門学校の学生さんで、今日のレースにもエントリーしていた。
カズ選手が大好きなのだという。
「カズさん、カッコいいです!」
とニコニコしている。
学校のジャージの下にはCFRジャージ、背中にはカズモデルのバッグ。
そして今欲しいのは、八幡浜でカズ選手が被っていた帽子らしい(笑。


「堂々とキャノンデールのジャージ着ちゃえばいいじゃん。」
と聞くと、
「会場では学校のジャージ着てないと先生に怒られるんです。」
と。
おお、オレが失って久しい何かを彼は持っている(笑。
先生方、この写真見ても怒らないであげてくださいね。

最後のファーストループを抜け、カズ選手と斉藤選手がゲレンデに戻る。
しかし斉藤選手が前に出て3位に。
うーむ、ピタリ張り付いていた斉藤選手、やはり刺したか??

しかし両選手の間隔は変わらない。
逃げる斉藤選手、追うカズ選手。


この2人、この先の長い登坂で勝負になるのは間違いないが、位置的にそれを見に行く時間はない。
ゴール地点で結果を待つしかない。
カズ選手、いっくんにカッコいい所を見せられるだろうか・・・?

幸平選手がトップでゴール。

間をおいて、2位の平野星矢選手もフィニッシュ。

そして注目の3位争い。
どっちだ?どちらが先に戻ってくる?

・・・・黒いジャージがゲート向こうにチラリ。
勝負を決したのはカズ選手!
控えめながらも、拳を力強く握り締めてガッツポーズ!


カズ選手、八幡浜同様、刺されても刺し返す「強さ」を見せてくれた。
いっくんも大感激(笑

男前なMTBレーサーの姿を見せ、険しい表情のままゲートを通過。

何かを見つけ、一気に表情が緩む。
視線の先には、奥さんがいた。

そして、レーシングモードから、我々の知るフレンドリーモードに戻るカズ選手。

しかし話しかける暇はない。
フレンドリーな人気者は、レース後すぐに取材を受ける(笑。

惜しくも4位の斉藤選手。
八幡浜以来、気になっていた選手なので、キャノラー丸出しのカッコをしたまま、思わず声をかけちゃった。


「お疲れ様でした。八幡浜の競り合いも見てましたよ!」
「いや~、またやられちゃいました~(笑」
と斉藤選手。
ご覧の通り、すっごい優しそうな笑顔の持ち主。

思わず、「次はやっつけてくださいよ!」と言ってしまった(笑
「はい!頑張りますよ!」と斉藤選手。

斉藤選手とこんな話をしたとカズ選手に伝えると、
「うん!その方が面白いです!( ̄ー ̄)ニヤリ」
だって(笑。
ちなみに奥さんにもこの話をしたら、全く同じ答えが返ってきたよ(笑。

表彰台の3選手と辻浦選手は、この後すぐに中国入りするという。
今週末は、運命のアジア選だ。

カズ選手の放課後は、キャノラーの集い(笑。
ずっと海外にいたせいなのか、カズ選手も久しぶりにCOGや人力飛行機の皆さんに会えて嬉しそうだった。


INFINITYさんの新車?、1984年製のヴィンテージキャノンデールも試乗。

このバイク、カズ選手が2歳の時に作られたわけだから、しみじみ凄いもの。

今日はたくさん集まりましたね!


中国はネットも見られるか判らないそうだけど、日本のたくさんのファンの応援を胸に、夢を掴んで欲しいと願う。

走れ!カズ!

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10 Responses to JシリーズXCO第2戦 富士見

  1. NOBRAND says:

    >ichi4youさん

    お疲れ様でした!
    帰りの渋滞には参りましたが、楽しかったですね!
    写真は失敗が多いので、もっと練習しないと。
    自転車乗ってるヒマはありませんね(笑
    ご家族の写真もありますので、イシムさんを通じてお渡しできたらと思っています。

    全日本、斉藤選手もカズ選手を狙ってくる気がします。
    そこでまたまたガチンコ勝負が見られるかなと期待を抱いています(笑。
    今のところ行く予定です。
    またご一緒させてください!

  2. ichi4you says:

    こんにちは!
    富士見楽しかったですね。
    写真とてもうまいじゃないですか!
    僕はスポーツモードで撮るのを忘れててブレブレでした(^^;;
    KAZUさんはアジア選手権前の富士見は気持ち的に難しかったでしょうね。追い込んで怪我出来ないし、僕たちの前では良いとこ見せなきゃいけないし(^ ^)
    アジア選手権も楽しみですね!
    また全日本でもご一緒してください!

  3. NOBRAND says:

    >みちみちさん

    お疲れ様でしたね!
    2位おめでとうございます、というか当たり前か(笑。
    早くエリートに戻りたいところですね!
    写真、さっきFBにアップしたところです。
    可憐でパワフルな写真が撮れた気がしますが、如何でしょうか(笑

    >もしかしてふじてん?!

    ご明察!(笑

  4. みちみち says:

    レースレポート、ホントに面白いですねぇ。
    読んでいて途中でやめられなくなる(笑

    >ゲレンデ直登にトラウマがあるオレとしては…
    もしかしてふじてん?!

  5. NOBRAND says:

    >イシムさん

    お疲れ様でした!
    初のJ参戦は如何でした?
    あのカッコは結構勇気がいったのだけど、開き直って楽しんでました。
    イシムさんの写真も大量にあるので、早く準備して渡しますよ!
    次は木島平?
    それとも白馬さのさか?(笑

  6. NOBRAND says:

    >マナブさん

    マナブさんに教わった置きピンってやつは、かなり役に立ちました!
    流し撮りはちょいっとムリでしたが(笑、レンズ選びも難しいものですね。

    小笠原選手、というかカントクですが、女子エリートのとき目の前にいましたよ。
    選手に「無理すんな~、回していけ~」と声をかけていましたね。
    エリートで出走しているのを見た時はビックリしました(笑

  7. NOBRAND says:

    >カズ選手

    いやいや、お疲れ様でした!
    斉藤選手との競り合いは見応えありましたよ!
    プロ選手同士ならではの戦いだったと思います!

    写真は・・・マナブさんやGENさんに怒られるかも(^^;
    全日本までにもっと練習しておきます。
    アジア選、ホントなら行きたいのですが仕方ありません。
    表彰台独占を果たせるよう願っています!!

  8. イシム says:

    こんにちは。うまいな~まとめ方が。さすが!
    もういでたちからKAZU専属カメラマンのようでした。
    朝早くから夜遅くまで
    キャノンデール1色の一日。お疲れ様でした!!

  9. マナブ says:

    小笠原崇裕選手すごいよね。王滝の42kmはレコード記録を更新するために出場したんだってさ!まぁ、あの天候だから仕方なかったにせよ。ちなみに100kmのレコードはやっぱり小笠原選手らしい。

    ちなみに一昨日の富士見では、エリートでレースしながら、若手の選手にレクチャーしてたんだってさ・・・でもって18位。いったいどういう選手なのだろうか・・・

  10. KAZU says:

    応援ありがとうございました!
    写真初めてとは思えないうまさです!!!
    さすがです。
    そして、レポートが自分のレポートよりも完成度が高く驚きました(笑)

    中国では表彰台独占目指して走ってきます!!!

    引き続き応援よろしくお願いします。

    KAZU

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