日本チームの遠征費用のこと

カズ選手は再びヨーロッパへ飛んで行きましたね。

今回は同郷の小野寺健選手も一緒なので、春先とはまた違う刺激が入るのかも。

今からFreecasterの中継が待ち遠しいですね(^^)

で、幸平選手のアジア選レポートを読んでいたら、こんな言葉が載っていた。

今年からは、事業仕訳により、日本自転車競技連盟からの金銭支援が、遠征で掛るお金に対して、3分の2だけとなりました。

これから、少しでもMTB日本チームをサポートして行きたい!と言うサポーターや企業がありましたら、

日本マウンテンバイク協会http://www.japan-mtb.org/
03-5363-3200

 まで連絡していただきたいです。

アジア選レポートでの声明なんで、ご存知の方もきっとたくさんおられるでしょうね。

しかし事業仕分け、MTBにまで影響があったとは・・・。

 

真剣にMTBレースを眺めるのは本当に久しぶりでして、ずいぶん様子が変わったな~、速いな~、なんて思っていたんですよ。

だいたいね、プロ選手であるカズ選手とゲラゲラ笑いながら話をしてるってのがときどき信じられなかったりするくらいで(笑。

21世紀だな~、ネット社会すげーな~、なんて呑気に思っていたのですよ。(^^;

が、この声明を見て、状況は変わったようで変わっていないんだ、と知った。

昔の選手の皆さんも、遠征費用捻出についてはとにかく苦労したようだからね。

異国の地でバタバタと会場に着き、何でもかんでも自分で準備するから練習も時間ギリギリ、スタートする頃にはすでに疲労困憊。

走る以外のことは全部スタッフがやるようなチームの選手とは、走る前から勝負がついていた、なんてコメントも昔の雑誌で見た記憶がある。

でも、いくら成績残せても、かの地に行けなければ意味はないし、そこで力を発揮できなければその先も見えないわけで・・・。

お金の話なんて、幸平選手も本当は触れたくなかっただろうなと思った。

よくぞ言ったよね、本当に。

 

昔も聞いたセリフを今また耳にしたわけで、日本のMTBの世界には、以前と変わらぬ現実が確かにあるのだと思います。

プロフェッショナルとしての意見も色々あるだろうから、幸平選手と意見を異にする方もおられるのかもしれません。

まして、オレは自転車世界の門外漢、単なる素人です(ここに載せた写真も、Jの風景だと思ってください)。

ただ幸平選手のコメントは、オレにはアジア選でも圧勝した揺るぎないチャンピオンの大変な立派な声明だと感じました。

あれは結果を出した頂点の男でないと口にはできない。

 

とはいえ、オレは自転車業界には無関係だし、どういうやりくりなのかも知りません。

17年の自転車趣味ですが、恥ずかしながらサポートしようと考えたこともありませんでした。

でも、今年はカズ選手を通じてJシリーズを拝見し、今を走る選手の皆さんにドカンと思い入れが増したのも事実。

スポーツクラスからエリートまで、ジュニアからマスターまで、どの選手も必死で走っていますよね。

20世紀から走り続けている方もいるし、自分の子供でもおかしくないような選手もたくさんいます。

 

でも、いつも足を運んで良かったなと素直に思うのですよ。

スポーツって、ボケっと見ているだけなら、たぶん何も意味はないと思いますよ。

でも、実際に見て何も感じないということはまずないわけで、目の前でゼエゼエ言っている選手を見れば応援もしたくなります。

それが選手の皆さんの励みになることで、1つの感情交換サイクルが生まれる。

MTB好き同士がMTBを触媒に感情を交換し、方やどんどん応援したくなり、方やどんどん上に行きたくなり・・・。

うまく言えませんが、そういう点にもMTBレースの存在価値と意義は確かにあると思えるのです。

形あるモノとしては見えませんけどね。

しかし残念ながら、オレにはMTBレーサーの頑張りを支えるだけの財力も人脈もありません。

ただ、幸平選手の声明をわずかでも広めることはできるかもしれない。

そう思って、このブログをご覧になった皆さんにも知っていただければと思った次第です。

このエントリーをご覧くださった方々が幸平選手の声明に触れ、何かのきっかけになれば幸いです。

幸平選手の声明はこちらをご覧くださいね。↓

http://www.yamamotokohei.com/2011/06/post_700.php

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9 Responses to 日本チームの遠征費用のこと

  1. ピンバック: 今週末のカズ選手、UCI World Cup #7 イタリア « 思い描く走りを求めて

  2. NOBRAND says:

    >ごっち

    日本てさ、先進国のようで貧乏な国だと思うんだよね。
    金持ってるのは大企業だけで、国も借金だらけだしな(笑。

    国民性とか歴史的経緯とか、いろいろな要素があるとは思うんだけどね。
    実業団っていう日本独特のシステムも影響してるのかも。
    仕分けについては政治の話なんでどうこう言わないけど、自転車業界の経済的基盤はなかなかね・・・。

    それでも、カズ選手はじめプロとして成立している選手もいるわけだし、その意味では変わった気がします。
    常に誰かが努力してきた証がそこにあると感じてはいるのだけど・・・。

  3. ごっち says:

    この国はスポーツ全般に関する意識が低いよね。
    スキー業界もそう。この前優勝したなでしこジャパンもそうだけど、なでしこでも中には会社努めをしながら理解してもらって代表になった選手もいるみたい。で、進行形で働いてるって言うんだから凄い。女子とは言えサッカーでもそんな状況の国。余裕が無いな。自転車ともなれば尚だろうね。
    オリンピックを見てても、他の国って、保母さんや医者だけど選手みたいな本職を持ってるけどって人結構いるんよ。それってそういうのに理解がある国や社会じゃないとなかなかできるものじゃない。
    日本はどうだろう?「遊んでるんだったら辞めて良いよ」って言う無駄って頭から入る。そう考えたら・・・この先のスポーツ界は真っ暗だね。

  4. NOBRAND says:

    >匿名さま

    コメントを頂戴したことに気が付くのが遅れました。
    大変失礼いたしました。

    >結果を出した奴が、他の奴らのためにも言わなきゃいけない

    私もそのように感じました。
    私の言及は少々言葉足らずだったかもしれませんね。

    仰るとおり、自転車が流行っても、ただちに競技に結びつくわけではないですよね。
    そこが自転車の良さでもあったりしますから、なお難しい所かもしれません。

    例えばJリーグなどは、始まった当初から「地域に根差す」という「拠り所」が用意されていました。
    応援したいな、と思う気持ちを受け止める器があったんですよね。
    そこに集まった人たちが交流することで個人の関心が指数的に増幅され、現在のような隆盛に繋がったようにも思えます。

    MTBの場合、拠り所はメーカーであったり、選手自身となるのでしょう。
    キャノンデールに関して言えば、オーナーズグループのSNSがあります(C.O.G.)。
    この中で、カズ選手自身も一般ライダーと盛んに交流しています。
    ご承知の通り、カズ選手は大変フレンドリーなキャラクターですから、接した方々は自然とファンになってしまうようです。

    結果、街乗りやロードバイクにしか関心のなかった方々、MTBは乗るけどレースには興味がなかった方々が、MTBレースに目を向ける動きが生まれたように感じます。
    そして実際に会場に足を運び、キャノンデール以外の選手の皆さんの名前を覚えたり、交流を始めた方も出てきています。
    SNSも良い事ばかりではないので必ずしも最適解とは思いませんが、アプローチの1つとしては有効なのかもしれませんね。

    うーん、ちょっと言葉が浮かびません。
    私もこれまで真剣に考えたことがないので、底が浅いようです(笑
    年食ったせいか、MTBに何らかの恩返しができたらなという思いもあるのですが、勉強が足りませんね。
    この問題、これからも考えていきたいなと思います。

  5. 匿名 says:

    いつの時代も、プロスポーツの世界にお金は付き物ですからね。

    結果を出したから言えるじゃなくて、「結果を出した奴が、他の奴らのためにも言わなきゃいけない」

    という、使命を帯びての発言ともとれますね。

    言葉遣いが悪いですが、なにかこういうふうに表現したくなりました。

    こと、自転車競技だと難しいですよね。

    単純に、自転車が流行ればお金が潤うとも限らないんですよね。

    どのように流行って、どのようなマーケットを形成できるのか?というのが重要なんだと思います。

    サッカーなんかだと、基本的には試合が前提で成り立つスポーツなのですが、自転車は試合とは別にフリーライドという選択肢もある乗り物ですからね・・・

    如何に、乗るだけでなくレースなどの競技に目を向けてもらえるかですね。

  6. NOBRAND says:

    >ヤノさん

    仰るとおりですね!
    タイ合宿中のカズ選手も同じことをインタビューで答えていましたね。

    自転車も流行ったおかげで服装なんかも多様化しましたし、走れるコースも徐々に増える傾向にあると聞いています。
    山ガールもトレランも、一昔前はマニアな世界だったと思いますし。
    MTBは高いイメージがあるのかな・・・?

  7. ヤノ says:

    ”すそ野広ければ山高し”なんて言いますけど、私のようなアマチュアライダーが増えることがこのスポーツを盛り上げることに繋がるんじゃないかな。
    何事も覚えたては励むし、出費も楽しかったりする。それと女性の間で流行れば大きいマーケットになるのは間違いなし。山ガール、トレランと来たらMTBもイケそうな気がしますけどね。(今度会社の販促会議で提案してみよう。)

  8. NOBRAND says:

    >マナブさん

    マナブさんはリアルにスポンサーになれそうですよね(笑
    JCFも無い袖は振れぬ、なのでしょうけど、あれだけのパフォーマンスを見せる選手たちが目標を失っちゃうのはあまりにも・・・。
    てんちょさんに聞いたのですが、今のJで一番多いのが私くらいの団塊Jrなんだそうです。
    我々もすでに40歳ですから、あと10年もすればJからはほぼ絶滅せざるを得ないでしょう。
    そして人口全体も減っていると。
    未来がなくなる前に、何とかしたいですよね。

  9. マナブ says:

    オレも及ばずながら自分のブログに記事として残そうかなぁ・・・
    ヤレダイエットだ、ヤレ王滝だ!なんて言っていられるのも、
    彼ら、彼女らの活躍を見れるから、言えるわけであって、
    それが無ければ、MTBに乗るという、発想さえ起らなかったかも知れないしね。
    今、自分にできることから、まずは始めたいね!

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