来週のカズ選手、ランカウィ島でステージレース

今シーズンのカズレースネタも、ついに今回が最後となりました。
2月のキプロスから8ヶ月、我ながらよく続いたもんです。

来週は、マレーシアのランカウィ島で開催される「Langkawi International MTB Challenge」に出走するカズ選手。
5日間に渡って開催されるステージレースだから、今回は「今週末のカズ選手~」という始まりにならない。
大方のことは既にご本人がブログで書いているので、そちらを見てね♪
以上。


・・・というんじゃカッコ付かないので、いつものレースとは少々違ったことを。
今回のランカウィはステージレースであり、複数のクロカン系レース形式の成績を総合して順位を争う。

日頃カズ選手が出走するMTBレースは、XCOというレース形式。
UCIの定めるカテゴリー名では「Cross-Country Olympic」と言う。
オリンピックフォーマットのクロスカントリーレースですよ、ということ。
MTBのクロカンレースがオリンピック種目になったのは1996年のアトランタから。
だからオレが乗り始めた頃はOを付けず、ただXCと書いていた。

わざわざ「O」を付ける理由は他にもある。
UCIが定めるクロスカントリー系のレース形式は、実はこれだけあるのだ。

XCO :Cross-Country Olympic
XCM :Cross-Country Marathon
XCP :Cross-Country Point to Point
XCC :Cross-Country Short Circuit(Short Track)
XCE :Cross-Country Eliminator
XCT :Cross-Country Time Trial
XCR :Cross-Country Team Relay
XCS :Cross-Country Stage Race

それぞれコース長、レース時間、スタート形式などが違うので、選手のペース配分も変わってくる。

XCOはオリンピックに使うレース形式。
コース長さは1周4~6kmで、かつレース時間は男子エリートで1時間30~45分。
全員同時スタート。
Jシリーズ、国内選手権、大陸選手権、ワールドカップ、世界選手権もXCOで開催される。
オリンピックはテレビ中継される関係なのか、ショーアップされる傾向。
アトランタ以降、クロスカントリーはどんどんスピードアップし、テクニカルになっている。

XCMはマラソン。
60~120kmの距離で争う長距離レース。
コースは基本的にワンウェイだけど、3周回までなら許容される。
全員同時スタート。
これはXCOとは別に世界選手権が開催される。
カズ選手憧れの元キャノンデール選手Roel Paulissenは、元マラソン世界選手権チャンピオン。
2011年のマラソンチャンプは日頃XCOを走っているスペシャのクリストフ・サウザー。
ちなみにサウザーは、元ボルボ・キャノンデール、元シーメンス・キャノンデールの選手(^^)。

XCPは25km~60kmのワンウェイレース。
全員同時スタート。
XCOなどはコースがループになったクローズドコースだけど、XCPは行ったきりとなる。
後述のXCSと呼ぶステージレースには必ず組み込む必要がある。

XCCはクリテリウム。
クリテリウムとは、周長の短いコースをグルグル回るレース。
ロードで行われていた形式だね。
XCCの場合、コースは1周2km以下。
シクロクロスに近いかもしれないけど、シケインのように意図的に自転車を降ろさせるようなセクションは設けられない。

XCEはエリミネーター。
今年のワールドカップでは、本選前に街中を猛スピードで駆け抜けるレースがあったでしょ?
あれがこれ。
数人単位でスタートし、下位の選手は次戦に進めない。
障害物も設定できるけど、100%乗車可能でなければならない。
ブライアン・ロープスが参戦を目論むくらいのテクニカルな見世物レース。
ケガしたらただじゃ済まないね(笑。
カズ選手も今シーズンは1回出走している。

XCTはタイムトライアル。
ツールのプロローグなどと同様に、一人一人スタートする。
今回のランカウィにはないけど、カズ選手はキプロスのサンシャインカップ第2戦で経験している。

XCRは世界選手権でのみ行われるチームリレー。
UCIポイントは国に与えられ、選手には与えられない。

XCSはステージレース。
ランカウィはこれに当てはまるのかな??


今回のランカウィでは、これらのレースが5つ、以下のように予定されている。

1日目(10月18日):XCM
2日目(10月19日):XCO ※このレースのみUCI Class2
3日目(10月20日):6時間耐久
4日目(10月21日):XCP
5日目(10月22日):XCC

ちなみにイベント自体は7日間の日程。
初日17日はレジストレーションのみで、最終日23日はジャンボリーと称したイベントライドが44kmある。

Stage 1 :XCM, 60.6km, 3hours

Stage2 :XCO(UCI Class2), 4.7km/lap, Duration 1h45min.(Men Elite)
オレ個人としては、このステージが全て(笑。
ただプロフィールが単純なので、レーススピードは高くなるかもね。

Stage3 :6hour Endurance, 7km/lap

Stage4 :XCP(Hill climb), 27.8km, 3hours

Stage5 :XCC, 1.94km, 45min.

詳しいことは公式ホームページを。

今回の遠征での一番重要なミッションが2日目のXCOでのポイント稼ぎなのは間違いない。
とはいえ色々なレース形式があるし、これが連日続くというのもステージレース。
体調管理、機材整備も含めたMTBerとしての真価を競い合うことになるだろうね。
カズ選手も前後でスポーク太さを変えた手組みホイールを使うようです。
フロントのスポークは結構太くて、昔のMTBを見てるみたいだ(笑。
太さは13番くらいなのかな・・・?
よく動くようにチューニングされたLeftyだから旨みが期待できるセットアップ。

ちょっとこのセットアップは興味があるので、帰ってきたらインプレして欲しいですね。
ホイールセッティングも自転車の醍醐味だけど、最近は完組ばかりでスポークの太さやテンションの違いで乗り味を語ることも減ったしね。

シーズン最後にふさわしいアラカルトなレースですが、さてさてどういう5日間になるのか。
日本勢の第2ステージ表彰台独占、総合での表彰台独占を期待しましょう。
ケガだけはしないでくれ~!(笑

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4 Responses to 来週のカズ選手、ランカウィ島でステージレース

  1. NOBRAND says:

    マナブさん

    私も久々に見て驚きました(⌒-⌒; )
    多様化したんですね~。

  2. マナブ says:

    う~ん。またもや、勉強になった。普段何気なく使っているXCOだけど、他にもこんなにあったなんて、驚きっす

  3. NOBRAND says:

    >ヤノさん

    私も全部判ってるわけじゃなく、聞きかじりの知ったかです(^^;
    信じちゃダメですよ(笑。
    中継はたぶんないでしょう。
    タイでは毎年、チェンライでステージレースやっていて、一般参加もできるようですよ!

  4. ヤノ says:

    いよいよ最終戦ですか。
    日本だとまだまだマイナーなスポーツだけに、このブログが一番の情報源です。
    どんなスポーツも生で見ると魅力が倍増するけどマレーシアにはちょっと行けないな〜。
    ネットでの中継はあるのかな。

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