MTBジャージの色を考えてみた

全日本でのスペシャライズド。
2台縦列のせいもあるけど、ゲレンデのグリーンに赤白ジャージの色が映えて、ハっとするほど画面映えする。
カメラもそう思うのか、幸平選手や小野寺選手にはオートフォーカスがピシリと決まったんだよね(笑

逆に苦手なのが、カズ選手、亮選手のような黒いジャージ。
特に富士見の根っこ下りみたいな被写体の動きが速くて暗い区間では、なかなかピントが合わなかったりする。
下の写真なんかは典型的な失敗例。
スカっと写ればカッコよかったんだけどさ・・・。

職業カメラマンやMTBを撮り慣れた人は、このへん上手に対応するのでしょう。
オレはまだカメラ任せでしか撮れないレベルなので、こんなアホなことを平然とブログに書ける(笑
ただそれだけに、「デジカメにキレイに写りやすいカラーリングかどうか?」という差はやっぱりあるみたいだ、と強く感じるのです。

例えばF1などのモータースポーツの世界では、赤い部分は蛍光レッドにすることが多いそうな。
有名なのが、20年前のF1を彩ったマルボロカラーのマクラーレン。
テレビや雑誌で見ると鮮やかな赤だけど、実物はほとんど蛍光ピンクとか蛍光オレンジであり、決して真っ赤ではない。

理屈は知らないけれど、赤という色はレンズや印刷などを通るうちに色調が変化して、暗い色調になってしまうらしい。
これではスポンサー様のご意向に沿わないので、この変化を勘定に入れて、わざと鮮やか過ぎる蛍光色に塗っておくんだって。
さらに、Marlboroという文字がツヤに埋もれて読めなくなることを避けるために、文字だけを艶消し黒にするなんて配慮もしていたらしい。
つまり、「どこでどう見えて欲しいか?」という狙いを絞った、機能的な色彩設定をしていたわけだね。
最近は技術の進歩で蛍光色もそのまま写っちゃうみたいだけど。

MTBでも、媒体を見据えた色彩設計なんかをするのだろうか?
MTB選手の背景は色々あるでしょ?
土、林、日なた、日陰、街中、岩場、とか。
スペシャライズドのジャージは、そのどこに置かれても目立つ気がする。
小野寺選手を例に取ると、背景が金網と明るいグラウンドだとこうなる。

こちらは背景が濃い緑の場合。

これは暗い林の中。

もちろん、ジャージの色やデザインは企業イメージから来るだろうから、写真写り第一で決められるとは思ってないけどね(笑
それでも、カメラのオートフォーカスが素早く合う色やデザインってあると思うんだよ。
プロカメラマンにしても楽だろうし、我々素人には上手に撮れる確率が高まれば単純に嬉しい。
結果として見栄えのするシャープな写真が多く出回ることになれば、少なからず宣伝効果も上がるかもしれないし。
幸平選手、小野寺選手の写真を眺めていて、少しそんなことを考えたね。

キャノンデールはどうだろうか?
2009年から始まったCannondale Factory Racing Team。
そのジャージは黒を基調とした渋いカラーリングだけども、2010年のCFRジャージはほとんど真っ黒だった。
今では「イシム・キャノンデール」と呼ばれているジャージなので、モデルはイシムさんにしよう(笑
このジャージ、横から見ると白い部分がドカっと目に入るのだけど・・・。

ほれ、正面から見るとほぼ真っ黒。
近寄ればロゴやら質感の違いは判るけれども、近くにもっと目立つジャージがいたら、そちらに視線は写ってしまう。
カメラのフォーカスがそちらを拾ってしまっても、被写体はすぐに過ぎ去るから修正は難しい。

黒いジャージは背景が芝生とか明るい土とかなら目立つ。

けど、黒く潰れがちな林などでは馴染んじゃって埋もれちゃう。
これは林に突入した瞬間の写真だけど、明らかに周囲より背景に馴染んじゃってる。

で、2011年からは「く」の字状の白い幾何模様が入ったものに変わった。
2012年もほとんど変更なし。
この模様、キャノンデールのCIイメージでもなければ情緒的な意味もなさそうなので、デザイン意図がよく判らなかったんだ。

ただ、撮り貯めた写真を見ているうちにふと気が付いた。
この写真の背景は黒く潰れた森だけど、肩や腰周りの輪郭、上腕の角度がうまい具合に白く縁取られて見える。

横から見ても、明らかに目を引くように変わっている。

2011年以降の現行版が写真映りを考えてデザインし直されたのかどうかは知らないが、結果としてそう見えている。
キャノンデールのデザイナーが単に派手にしたというほど簡単な仕事はしない気もするのだけど、果たして・・・?

これは素人のカメラに写りやすいかどうかという勝手な視点での話であって、黒いジャージがダメという話じゃないよ。
メーカーのイメージに沿って決まっているのだろうし、派手ならいいってものでももちろんない。
これは昨年のバイカーズでのオレが着た昔のボルボジャージ。
派手ではあるが、やはりバタ臭いというか、古臭さは否めない。
オレの中年体形もあるけどさ(笑、現在のCFRと比べたら、やはり見ている方向が全く違うことがわかる。



今はオレみたいな素人でも写真を撮ってネットで公開しちゃう時代。
プロカメラマンは別として、大多数の素人がスカっと写しやすいジャージとかバイクってのは、やっぱり得かもしれないね。
オートフォーカスのメカニズムにはいろいろあるようだけど、得手不得手はあるだろうし。
プロスポーツの世界だし、そのへん勘定に入れたカラーリングである、という話自体が魅力になると思うから。
さすがにこれはキツイけど(笑↓

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