UCI MTBワールドカップXCO最終戦、フランスVal d’Isère

オリンピックのために早々に始まった今季のワールドカップも最終戦。
オリンピック開幕直後、しかも個人ロードレース中継の裏番組となってしまいましたね(^^;
ロードの方はウジャウジャと話題が出るだろうから、いつものようにスルーするけどね(笑
結果は以下の通りでした。

■女子
1.  ガン・リタ・ダーレ・フレシャ :ノルウェー/Multivan Merida Biking Team
2.  ジュリー・ブレセット :フランス/BH-SR Suntour-Peisey Vallandry
3.  アニー・ラスト :イギリス/Milka-Brentjens

コースは雨が降っていたようで、かなりヌタヌタ。
ロックセクションで派手に転倒する選手もいたけれど、優勝したガン・リタは最初からバビューンと一人旅。
なにせ世界選はXCO4勝にマラソン3勝、アテネオリピックでも金メダルという選手だからね。
プレッシャーで自滅なんてことになるはずもなく、危なげなく優勝してしまいました(笑
今季2勝目であります。
歴史に残るほどの実績を持つのに、まだ勝ちを求めるモチベーションの源泉は何なのだろうか?
F1のミハエル・シューマッハなんかもそうだったでしょ?
優勝しまくり、チャンピオン取りまくりなのに、優勝すると物凄く嬉しそうな表情を見せていた。
超一流という選手は、まずそこからして違うのかもね。

ポイントリーダーのキャサリンペンドレルは今回まったく振るわず、いいところなかったね。
それでもタイトルを手にすることができて、ご覧の表情であります。
性格が明るいのか、非常に表情豊かにしゃべるので、もっと人気出て欲しい選手だね。

■男子

1. ニノ・シューター :スイス/SCOTT Swisspower
2. ルーカス・フルッキガー :スイス/TREK World Racing
3. 丸子本棚 :イタリア/Cannondale Factory Racing
4. マニュエル・フミック :ドイツ/Cannondale Factory Racing
14. クリストフ・サウザー :スイス/Specialized Racing
24. まーちん :スイス/Cannondale Factory Racing
52. 山本幸平 :日本/Specialized Racing
82??. 平野星矢 :Bridgestone Anchor

男子はニノ・シューターと本棚氏のマッチレースが延々と続いたよ。
いつもは後半にガス欠してズルズル落ちていく本棚氏。
今回はかなり粘りを見せて、ファイナルラップまでシューターに食らい付いていた。
おお、前回のフミックもそうだったけど、期待させてくれるじゃないか。

終盤、トップ2人をトレックのルーカス・フルッキガーがモリモリ追い上げてくる。
ロードでは凄い存在感を持つ巨大ブランドのトレック、MTBではDHでアーロン・グゥインが大活躍している。
XCOではトップ争いにも加われないレースが続いていたけれどね。
最後くらい魅せなくてはと思ったかは判らないが、かなりの気合を感じたよね。

で、シューターはここで本棚氏に見切りをつけてアタック、本棚氏は反応できない・・・!
だからジャージのイタリア色を横じゃなくて縦に変えるべきだと言ったのに!(笑
やっぱりシューター、本棚氏をペーサーにしていたみたい。
今回のコース、街中区間には丸太や石などの凸凹セクションがあったんだけど、シューターはこういう場所でも失速しない。
もちろん他の選手もめちゃくちゃ速くて巧いんだけど、シューターに比べるとヨッコラショ感があるんだよね。
あのアブサロンと競り合えるフィジカルを持ちつつ、ああいう所で体力を消費せずに走れるシューターは、やはり当代ベストのライダーかも。

アシストにされてしまった本棚氏は既に足がなく、フルッキガーにもパスされてしまう。
フルッキガーにパスされて3位に落ちた後、九十九折区間で後方確認する弱さを見せる。
既に電池切れなのは明らかだったね。
このへんが本棚氏とシューターの差だけど、シューターが巧過ぎて強過ぎる、という方が正しいかもしれない。

息を切らせる様子もなく、余裕の表情というのが恐ろしい。
後方に見えるルーカスは、よくぞここまで上がってきたもの。
今回の敢闘賞だね。

結局、CFRブラザースは3-4フィニッシュということに。
フミックはドイツチャンピオンジャージを誇らしげにしていたけど・・・オレは嬉しくないよ(笑

というわけで、今年のワールドカップ王者はニノ・シューター、2010年に続く2回目の王者であります。
同時に、650Bバイクが初めてタイトルを取ったことにもなるね。
シューターに残されたタイトルはオリンピックのみ。
今季の走りっぷりを見ていると、金メダルの可能性はかなり高そうでありますね。

アブサロンはロックセクションで派手に転倒して滑落、フィードで前後輪を交換して再スタートするも、途中でレースを下りてしまった。

そして、今回でワールドカップXCOを引退するクリストフ・サウザーは、後輩かつ同僚であるクルハヴィに付き添われてゴール。
トーマス・フリシュクネヒトの次の世代のスイスライダーの、ちょっと感傷的なゴールシーンでありました。
記憶が正しければ、これでボルボチームにいたライダーはワールドカップXCOから絶滅することになる。
長期に渡って素晴らしい戦績を残してきたサウザー、お疲れ様!

幸平選手はスタートからズルズル順位が落ちてしまい、52位フィニッシュに。
52位を「沈んだ」と思わせる立ち位置にいること自体が凄いことなんだけどね・・・。
今回は高地順応がうまく行かなかったのかもしれないけれど、オリンピックに期待したい!

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