The craftsman, Tom Ritchey.

MTBレジェンドとされる人物といえば、やはりゲイリー・フィッシャーが一番有名だろうね。
オレはフィッシャーにはあまりピンと来るものがなく、トム・リッチーの方に憧れがある。
オレ自身がモノ作りが好きで、モノ作りで生きているせいかもしれない。
そんなトム・リッチーが、自転車に関わってきた40年間を語る動画を見つけたよ。

Tom Ritchey’s 40-Year Ride


By Jay Bird Films

この動画はいいですよ。
映像の雰囲気も音楽も、全部大好きな世界。
手でモノを作る人特有の生真面目さというか、求道者的な雰囲気が滲み出ていてね。
きっとこの人、良いものを自分の手で生み出したいという欲求に忠実に生きているんだろうなと思ったよ。
フレームのみならず、求めるものが市場になければわざわざ生み出していたリッチー。
それが「リッチー・ロジック」と言われた独自のパーツ群になったわけだけど、多くは日本のメーカーが作っていたそうな。
今では失われつつある日本人の職人気質が、トム・リッチー自身にとっても馴染めるものだったのかもしれないね。
つまり、リッチー・ロジックとはベストなモノを求めた情熱の結果であり、クラフトマンシップそのものを指すのだ、と知るわけだ。

キャノンデールもSystem Integration(Si)と称して同じことを標榜している。
特徴的でセンセーショナルなデザインからは欧米的な合理性と先進性を強く感じるわけで、それはそれで魅力的。
ただ、キャノンデールにクラフトマンシップを感じることはない。
往年のキャノンデールには手作り感があったけれども、クラフトマンシップという感じじゃなかったなあ。
最近のものは、最新の工業技術を駆使して機械的に生み出されたもの、という印象が特に強いね。

リッチーも新たなスペックをひねり出すことで知られるけど、キャノンデールのような極端さがない。
軽量かつ強靭であることも有名だけども、出てくるものはしっかり地に足が着いている感じがする。
大量生産品には違いないながら、古き良き何かを想起させる部分があるんだよね。
職人気質を漂わせるトム・リッチーの存在ゆえなのかもしれない。
そのへんが心の琴線に触れまくるわけです。

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