Cannondale Factory Racing Team Manager said…

いやいや、2012年もあと数時間で終わりですね。
今年は昨年以上にレースばっかしになって、ほとんど自転車乗らなかったよ。
ま、それはいいや(笑

年末くらい静かにしたかったのだけど、興味深いネタが出てきたよ。
Cannondale Factory Racingのチームマネージャーであるダニエル氏(Daniel Hespeler)が、2013年以降のCFRチームの展望を語ったようです。
たぶんドイツのメディアだと思うのだけど、”a Cross the Country”なるサイトにインタビューが載っている。

Daniel Hespeler: Cannondale mit 2+2 in Richtung 2016

このダニエル氏、映像や写真でもよく出てくる人で、カズ選手が欧州転戦した際にも交流があったそうな。
彼のインタビューは春先にバイクラ誌で掲載されたけど、あんまり見かけないので貴重ではあるね。
下の写真、肩を組む4人組でこちらを向いているのがダニエルさんです。


Photo :http://acrossthecountry.net

インタビューの内容は、先ごろ発表された来季のラインナップに関することと、今後の展開について。
本棚氏とフミックのエリート2人に加え、キーガンとアントンのU23世代2人を加えたCFR。
2+2なる表現をしているけれど、異なる世代を対で合わせる目論見みたいだね。

チームとしては2016年のリオ五輪が目標だそうな。
XCOをやる以上は当然だろうけど、マネージャーから明言されるとピリッとする(笑。
リオまでの4年間のプランを元に、こういうラインナップにしたようです。
ただCFRがサポートできるのは4人までであり、それもマーチンがチームを離れる理由の1つだったようだね。
今回のラインナップ変更で、CFRは4人全員がナショナルチャンピオンとなる。

若い2人には、それぞれ異なる成長プランが敷かれている気がするね。

ヤングアメリカンであるキーガンは、アメリカンブランドの顔として大事に育てたい意向を感じる。
思えば御大ティンカー・ウォレスは既に50を越えているし、ビショップもグラントも若くはない。
種目は違えど、アーロン・チェイスやティム・ジョンソンも同じ。
そろそろ若いアメリカンライダーで次世代のMr.Cannondaleを育てないとね(^^)

アントンは欧州と季節が真逆のニュージーランドの選手だけども、次世代チャンプの最有力候補。
欧州レースにおけるキャノンデールのプレゼンスをガンガン高める役目を負うのだろうね。
ちなみに、彼のWebサイトに載っている2012年の戦歴はこんな感じ。

1st- World XCO Championships Austria, Saalfelden
1st- World Cup XCO Round #6 USA, Windham
1st- World Cup XCO Round #5 Canada, Mont-Sainte-Anne
1st – World Cup XCO Round # 1 South Africa, Pietermaritzburg
1st – South Africa National XCO Cup, Pietermaritzburg
1st – New Zealand National XCO Mountain Bike Championships Nelson; fastest average lap time overall including elite
2nd – New Zealand National XC Eliminator; elite men
1st – New Zealand National XCO series

この通り、アントン・クーパーは若手最強という立ち位置にいる選手。
本人も公言する通り、エリートでのアルカンシェル、オリンピック金メダルと、あらゆるタイトルを獲る選手として期待がかかるだろうね。
つまり、次世代のニノ・シューター、ジュリアン・アブサロンを目指すということだね。

ヨーロッパから遠く離れた地に住む彼らのために、チームは拠点を構えるドイツのシュツットガルトにアパートを用意するようです。
曰く、
シュツットガルトにはフミック兄さんも住んでるし(^^)
と。
フミックは彼らに飯をオゴる必要もありそうだね(笑

UCIに対する批判めいたことも喋ったようだけど、原文がドイツ語で面倒くさいので放置(笑。
ルール変更があるようですが、そのうち判るでしょう。

それよりも、チームマネージャーとしてリアルなことを言っている点が興味深い。
春先のバイクラ誌では、ファンと交流できる選手を選んだうんぬんと語っていたダニエル氏。
そのスイートな印象とはまるで違う顔を見せている。

ロンドンの銅メダリストとなった本棚氏には、CFR以外のオファーもあったそうな。
CFRは双方にとっての最適解を導き、結果としてCFR残留となったということらしい。
こうなると、本棚氏の立場は今年までとは変わるだろうね。
チームの顔としての責任がズシっと圧し掛かる。

フミックについては厳しいことを言っている。
まだ可能性があると思うが、多くのことを学ぶ必要がある、とバッサリ。
それなりのキャリアを積んでいる選手へのコメントとしてはかなり厳しい。
トップ連中が出走しなかったキャノンデールの故郷アメリカでのレースを落としたのも効いてるのかも。
脱落の原因はパンクだけど、理由にはならないだろうね。

中継を見ていると、勝つライダーは電池切れをしないよね。
スタートからゴールまでペースが変わらない。
CFRライダーは後半の失速が激しい。
それでも本棚氏は際立つ粘りを見せるようにはなっていて、それがロンドンでの銅メダルに繋がったことはオレでもわかる。
粘るぶん、心の折れ方もあからさまだけど(笑。
フミックはドイツチャンプを獲ったものの、ワールドカップでは2011年シーズンとあまり変わらない印象だった。
プロ選手なので新庄剛志みたいな立ち位置もアリなのかと思ったけど、やはり甘くないね。
今後2年間、今の立ち位置を守るか、それとも落ちるか?
レーサー人生を賭けた勝負の2年間になるだろうね。

ダニエル氏は厳しいことを語る一方で、人間くさいことも語っている。
本棚氏とフミックはもはや兄弟みたいで、互いに刺激し合い、高め合っていると。
キーガンとアントンも同じようになれるはず、と考えているようです。
やはり、監督はしたたかな策士でなければ務まりませんね(^^;

2013年のワールドカップは5月から始まる(ここ)。
これについてもブーブー言ってるようですが、まあいいや(笑。
フミックが良く使うフレーズに「Rock’n Roll」というのがあるが、一番ロックしているのはマネージャーかもね(笑

で、3月17日から始まるCapeEpicが新体制での初戦になるっぽい。
記憶が正しければ、キャノンデールとしてCapeEpicに出るのはロエル・パウリッセンがいたCannondale Vredestein時代以来じゃないかな?
2013年はチームの機材サプライヤーも変わるので、世界一のMTBステージレースでテストを兼ねて出走するようです。

キャノンデールの選手でいることは、かくも厳しい。
見た目は変われど、要求されるミッションは常勝ボルボ時代と変わらず、ということだね。
どのチームの選手も同じだろうけど、強烈なプレッシャーを自身の夢の糧にして走るワールドカップライダー。
魂込めた走りっぷりを大いに期待する私、もうすぐ41歳でありますよ(笑。
では皆様、良いお年を!

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2 Responses to Cannondale Factory Racing Team Manager said…

  1. NOBRAND says:

    DoMさん

    「~だす」って、いなかっぺ大将の風大左衛門じゃん!(笑
    来年も面白いシーズンになるといいすね~(^^)
    良いお年を!

  2. どM says:

    Cannondaleファンとしては強い選手が入って、チャンピオン争いに絡んでいくレースを観せてくれるのは大歓迎だす。(笑

    来年もブログ、楽しませてもらいます。良いお年を~!

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