Good times, Bad times.

TOJことツアー・オブ・ジャパンは、第3ステージまで終了しましたね。
今日は移動・休息日で、明日は第4ステージである富士あざみラインのヒルクライム。
その後は修善寺CSC、東京と続くわけです。

今では自転車に乗るのが面倒くさいと公言するほど劣化したオレですが、あざみラインは20代の頃に何度か自転車で登ったことがあるよ。
最初のクソ長く斜度のある直登も辛かったけど、九十九折の斜度はほとんど壁に見えた。
登り切った場所は標高が1400mくらいあるので、絞り出た汗が一気に冷やされて寒い。
下る時は速度が乗るのでもっと寒いし、大雨が降ってきたこともある。
濁流のように水が流れる路面を延々とロードで下るのは、まったく生きた心地がしなかったね。
最後の下りは直線なので、どこまでも加速してしまう。
60kmを越えたあたりから自転車がガタガタと異常な振動を始めて肝を冷やしたこともありました(^^;

そんな思い出の地を選手たちはどう走るのかという興味もあって、週末は観に行くつもりでいたのだけどもね。
ご承知のようにカズ選手は第3ステージでDNF。
残念ながら、以降のステージは走れないことになってしまった。

UCIレースなだけあって、ランプレ・メリダを始めとするプロツアーチームや、日本のトップチームの面々も参戦するTOJ。
第2ステージ美濃の中継も見ていたけれど、群馬CSCで見た速度感よりかなり速かったように見えたね。


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そういう状況はカズ選手はじめC Projectチーム全体が予想し、対処を計画していたと思うけれど、それを振り切るほどに連中が強烈だった、ということだろうか?
第3ステージ南信州を終えてC Projectチームに残った選手は3選手のみと、大変に厳しい状況になった。


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大いなる試練となった第3ステージの詳しい経過はあちこちに出ているけれども、カズ選手のレポートを見ると、やはりMTBとロードレースの違いは大きいのだなあと。
自転車や路面はもとより、体力の使い方と出力レンジが違うようだね。
カズ選手の言っていることはもっとレベルの高い話だと思うけれど、レースを見ていてもそれは判る気がする。

我々素人から見たら、プロのMTB選手もプロのロードレーサーも同じように見えるものでしょう?
細い体躯に豪快な脚、という点では共通した外見だからね。

今のMTB XCは、最初から最後までイーブンぺースでブッ飛ばす走り方だよね。
ラップタイムを記録したグラフは、真横に引かれた1本の棒になる。
その横棒をいかに高い場所に引くかが勝負、という感じ。
乱暴に言えば、小さくて軽いレーシングカーで常に全開で走っているという印象。

対してロードレースは、スタートからいきなり飛ばすことはない。
最後の勝負に残るための駆け引きが延々と続くので、スピードの変動が非常に大きい。
距離もレース時間もXCの数倍あるから、いつでも飛ばせばOKというわけにもいかない。
同様に例えれば、小さくて軽いけれどもデカいエンジンを積んだレーシングカーで余裕を持って走っている感じ。
そして最後まで燃料を残し、それを使い切る!という印象だね。

カズ選手はJシリーズのトップ選手だったわけで、言い換えればMTB選手として高度に専用化されていたわけだ。
それがロードレースにシフトしたわけだから大変なこと。
JシリーズやTOJのようなレベルのレースは高度に専用化された方々ばかりなわけで、両刀使いになるのは大変な挑戦なのだ、ということを改めて感じるわけです。

もちろん、カズ選手はMTB時代からプロのロード選手とトレーニングしていたし、そんなことは百も承知で転向している。
MTBで欧州UCIレースに挑戦していた頃も、最初は辛いレースが続いていたね。
そして、その後の変貌はMTBシーンの皆が知っている。
であれば、とオジサンは期待しているわけですよ。

Good times, Bad times.
だからレースは面白い。

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