見えぬ相手、2013 J1XC 第3戦 富士見

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JシリーズのXC第3戦、富士見に行ってきたよ。
結果はご存知の通りで、男子はメリダの斉藤亮選手、女子は中込由香里選手が優勝。

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亮選手は独走となってJ1を3連勝、2位は今季好調の門田選手(GIANT)、3位には初のJ1表彰台となった中原選手(Cannondale)。
女子は中込選手と下り女王である末政選手の競り合いが面白かったね(^^)

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天候は晴れ時々曇りという感じ。

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標高1000m近いというのに暑さを感じたね。
湿気が強烈ではなかったのが救い。

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SCOTTのブース。
バナーが大変カッコいいですねえ。

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そして、目を引いたのがこちら。

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Bike Ranchのマツジュン選手であります。
Cannondaleライダーの証であるロゴが入った新しいジャージをお披露目。
爽やかな印象だね。

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今回のコースは、前半は昨年の秋とほぼ同じだったのかな?
後半には立体交差が設けられ、砂利で重たい登坂が出現。
長らく富士見名物だったリフト下の登坂は、長大なダウンヒルセクションに変貌していた。
毎回何かが変わる富士見のXCコース、同じレースは2度とない。

アップを始める各選手。

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J2木島平があるけど、全日本前のJ1は今回が最後。
シリーズとしても流れが決定付けられる意味合いを持ちそうだ、という思いで選手の暖気運転を眺める。

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招集。
例によって、ランキング上位のライダーは最後にブースから登場する。
この方式になったのは昨年だけど、スタート直前まで笑顔を見せている選手が増えた気がするね。

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順にコールされ、グリッドに。

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テントの下の笑顔も、グリッド上では消える。

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そして、スタート!

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キャノンデールの中原選手がいいスタートダッシュを決めた様子。
やはり若手は瞬発力があるのだね。
亮選手も順当な位置で、落ち着いたスタートを切れた様子。

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ゲレンデ中腹まで一気に駆け上がるのは、戦略的理由もある。
登った後に駐車場まで下る道はシングルトラックなので、前を抜くことが難しい。
今のXCは競技時間が短いので、ここで遅れを取ると挽回できなくなっちゃう。
だから皆さんビュンビュン飛ばすわけだ。

この時点でのトップはロケットボーイ前田公平選手、2位はヨシ君こと中原選手。

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以降、小野寺選手、亮選手、マシュン選手、門田選手と続く。

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1周目中盤、シングルトラックを下った後の登り返し。
最初に現れたのは・・・

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やはり斉藤亮選手。

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少し開いて、2位に門田選手。
体が大きいから凄い迫力がある。
朽木でも鮮烈な走りっぷりと感じたけれど、今季は調子が良いようだね。
朽木ではフルサスに乗っていたけど、今回はハードテイルを選択。

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また少し開いて3位、中原選手。
おお、このまま行ければ表彰台だ!

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4~6位はマシュン選手、合田選手、公平選手と続く。

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ここは勾配が急で距離が短い。
選手の多くはダンシングで一気に登るので、アグレッシブな走り姿を見せる場所。

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ここからオレはゲレンデを直登し、九十九折区間へ移動。
走り込み不足で死ぬかと思った(笑

2周目。
駐車場から上がってきた亮選手。
ちなみに今回の亮選手は、26インチを選択していた。
レース後に理由も聞いたけど、昨年の理由とは違うそうです。
ご本人やチームが教えてくれるかもしれないので、あえて書かないことにします(笑。

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2位の門田選手、亮選手との差が数十秒。
少し開いたね。

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3位の中原選手は、亮選手から1分強の差。
26インチを選択した亮選手、やはりビュンビュン飛ばしているらしい。

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昨年の秋の富士見で26インチを駆り、カズ選手に完勝した亮選手。
あの時にも書いたけれど、29erだらけのXCレースシーンで26インチを選ぶのは勇気がいると思うんだね。
車輪が小さいぶん、単純にスピードが伸びないから。
それをハンデにしないためには、29er以上に足をブン回すしかない。
この九十九折の路面は走りやすそうだけども、もちろん亮選手は全く休まない。

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この時点での上位3人の位置関係。
左端に亮選手、中央にチラリと門田選手、右端に中原選手が小さく写っている。
たぶん、それぞれ30秒程度の差だろうか?

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聞いた話では、門田選手は同じジャイアントのダウンヒル選手である青木選手と練習していたとか。
「MTB日和」に青木選手のライディング解説がよく載っているけど、あれわかりやすいよね(^^)

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中原選手は、完全にカズ選手のいた位置を埋めつつあるね。
昨年もカズ選手のすぐ後に写ることがあり、上位にいたのは知っていた。
けれど、今季は明らかに気持ちが乗っている。

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SCOTTのマシュン選手と公平選手が列車を形成。
ワールドカップでニノ・シューターとフローリアン・フォーゲルがいつも列車を組むことを思い出した。

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マツジュン選手は中盤で奮闘。
前を行くはi-nacの後輩、西田尚平選手。
先輩としてキッチリと追い回す。

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メリダの井本選手は中盤に沈んでいた。
どうもスタート直後に落車したらしく、最後尾から追い上げの真っ最中。
追い上げや挽回ってのは、本来とは違う意味で気持ちのスイッチが入るのかも。
太い走りを見せていましたよ。

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じてんしゃや佳の竹田店長。
今季はマラソン系に重きを置くと言っていたけれど、富士見には参戦であります。

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あれ?小野寺選手??
3位を走っていたのになぜ??

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どうも序盤でチェーンが切れてしまい、8割くらいをランニングしたらしい。
修理後の再スタートを強いられたけれども、レースを捨てずに猛烈な追い上げを見せてくれた。
選手的には不本意だけど、こういう時のトップ選手の走りっぷりは本当に見応えがあるんだよね。
一昨年にチェーンを落としたカズ選手もそうだった。

3周目。
亮選手が独走態勢を構築して上がってきた。
26インチで後続の29er勢を完全にぶっち切ってしまった。

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で、ロックガーデン。
こういうちょこまかした場所は26インチは有利だろうね。
亮選手、全く失速せずに通過する。

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門田選手が上がってきた。
ここで門田選手と亮選手のガチンコを想像しちゃったよ。
2選手ともに体が大きいので、ガチガチやったらきっと凄い迫力だろうね。

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この時点で亮選手は九十九折の中盤にいた。
差は1分くらい開いた様子だね。

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門田選手も亮選手が見えていたと思うのだけど、どうだったのだろうか?
大きな体でダイナミックなライディング。

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3位は変わらず中原選手。
門田選手を捉えることはできるだろうか?

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ロックガーデンのような通せんぼセクションは、選手の個性が出るね。
大岩を乗り越える選手もいれば、小さなスキマを精密に走り抜いていく選手もいる。
速く走るのだから、どちらにしても簡単じゃない。

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小野寺選手は懸命に追い上げる。
コース幅が狭い場所では、前の選手を抜くのに苦労しているようだったね。

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ワールドカップで加算ポイントを取れる60位を目の前にするほどのスピードを持つ。
トラブルさえなければ、今回は亮選手とのガチンコが見られた気がする。

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王者幸平選手が帰国する全日本では、どういうレースが見られるか楽しみにしています。

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4周目。
ここはゲレンデ中央の下りに向かうトラバース区間。
コースで一番高い場所になるのかな?

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亮選手が現れる。
J1初勝利は昨年だけども、すっかり1位が定位置という安定感が漂っているよね。
ここは辿り着くのが大変なので、観客は1人もいなかった。
そんな場所でも力を緩めずに追い込みをかけていたよ。

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そんな姿を見れば、誰だって何を追って走っているのかと思いたくもなる。
前には誰もいないんだけど、亮選手には前を行く相手が見えているのだろうね。

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亮選手が通過したあとは再び静寂。

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2分ほど後、門田選手が現れた。
門田選手も調子がいいと思うけど、亮選手があまりにも速い。

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バーム区間に下りてきた。
王滝で追い込んだばかりの池田祐樹選手。

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井本選手は最後尾から10位台まで追い上げてきた。
こういう走りっぷりを見ると、期待は膨らむわけですよ。

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ここにいたスペクテーターはi-nacの方々だったのかな?
西田選手、松尾選手には声援が大きく掛かっていたよ。

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5周目。
亮選手は今日も独走となった。
独走なんだけども、亮選手の独走はあまり独走に見えない気がする。

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この写真はすぐ側で撮ったのだけど、息遣いが凄いのですよ。
以前、幸平選手の談話でこういうのがあった。
勝った選手が一番追い込んでいる。
幸平選手は短い言葉でズシリとしたことを言うよね。
亮選手の前に誰もいないけど、つまりそういうことなのかもしれない。

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亮選手は声をかけるとにこやかに応えてくれる優しい選手。
でも、目標を多弁に語るタイプではないと思うのですよ。
こういう走りっぷりを見ていると、秘めている何かを追っているように見えてしまう。
きっと、スペクテーターの皆さんもそう感じたんじゃないだろうか?

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終盤のダウンヒルセクション。
昨年までは、皆がゼエゼエ登っていた場所をスキーの如く駆け抜ける。

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3位の中原選手。
初の表彰台をかけて、ミスしないように慎重になっていたかもしれないね。
後にいるのはスポンサー様であります(笑

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そんな中原選手を4位の公平選手が猛追!

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松尾選手、体が塩を吹いてるね。
暑さで苦しいのだろうか・・?

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井本選手は10位台前半まで追い上げ。
今日は力強い走り姿を見せているので、シングルに届いて欲しい~!

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最終周回を知らせるジャンが鳴りまくる。
レースは大詰め!

ファイナルラップ。
下りてきた亮選手の右肩に土が。
転倒したようだね。

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立体交差を通過し、激重路面のヒルクライムをコナして滑走してくる亮選手。
孤高の強さを漂わせる。

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そしてゴール!
開幕3連勝を達成~!

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強ええ。
強過ぎるよ亮選手・・・(笑

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バイクを降りて、亮スマイル。
プレスビブを持たないオレが本来立ってはいけない場所ですが、こうなっちゃいました。
この写真は会心の一枚、まさに禁断の果実(^^;

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ヒーローインタビューも言葉が弾む。

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3分ほど後、2位で門田選手がゴール!
今季は朽木で4位、八幡浜で3位、そして今回は2位と着実に順位を上げている。
レース中にはだけていたジャージは、ゴールではきっちりと。
自転車世界ではお馴染みの光景だけど、ワークス選手はこのへん非常に丁寧だね。

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さらに3分ほど後、3位で中原選手がゴール。
終盤に公平選手に追い上げられ、競り合った時は会場は沸いたね。
それを振り切ってのJ1初表彰台であります。
お見事!

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スポンサー様も満足!(笑

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4位の公平選手。
会場沸かせましたねえ。

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中原選手とは共に合宿してきた仲間だそうです。
「やられた~」
と悔しがりつつ互いに労い。
いいね、この光景。

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落車による最後尾スタートから追い上げた井本選手。
シングルには届かずとも、いい走りを見せてくれました。
調子が出てきたようなので、以降のレースは全部シングルリザルトを期待!

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そして、プロフェッショナルな姿を見せてくれた小野寺選手もゴール。
亮選手としても、やはり神経すり減らすようなバトルがやりたいはず。
ヒリヒリするようなレースを見せてくれることを期待しています。

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子供たちはヒーローが好き。
記念撮影に応じる亮選手であります。

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レース後は、SLmの中川さんの発案でトップ選手によるサイン会。
並ぶ人が皆楽しそうでね、いい企画だなあと。

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特にお子さん達が嬉しそうにサインもらっている姿が印象的でした。
今年はロードレースにも赴いているけど、こういう雰囲気はMTB特有という気がするね。
大事にしたいものです。

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この後はJ2木島平を経て全日本ということになる。
今季、ワールドカップで大幅に成績を伸ばしつつある王者幸平選手が凱旋してくるわけだね。
亮選手ら日本のトップライダーがこの王者にどう絡むか、実に楽しみ。
今回は伊豆の修善寺なので、観客も凄いことになる予感がします。
亮選手は表彰台でこう言っていましたよ。

面白いレース見せますので、皆さん観に来てくださいね!

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というわけで、シメはマツジュン選手の素敵な帽子姿。
よく似合っているので、トレードマークにしてみたらどうだろう?(^^)

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( ゚д゚)ハッ!
いかんいかん、また忘れそうになった。
皆さん、忘れないでね(笑

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