CX with Japanese Castle, カスティール サイクルクロス マツモト

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もう一週間経っちゃったけれども、国宝松本城でのシクロクロスレースが今年も開催されましたね。
KASTEEL CYCLECROSS MATSUMOTO、日本のCXキングである辻浦選手の発案ではじまったものと聞いています。

寺社仏閣を舞台とするレースはそれだけで興味深い。
Red Bullがやってる神社ダウンヒルのホーリーライドなんかもそうだしし、新井のワールドカップダウンヒルでもスタートゲートがそんなデコレーションだった記憶があるね。
ガイジンさんには受けるのだろうか?

コースは松本城の敷地横にある駐車場から、路地を越えて城内に入って戻ってくるというもの。
昨年は駐車場内のみだったそうですが、今年はご覧の通り。
訪れた人が皆撮るであろう構図でも、コーステープが入るというレイアウトであります。

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個人的にも松本城は大切な場所なんですよ。
19年前に自転車を始めるキッカケとなった野宿ツーリングのゴール、そこがこの松本城だった。
オレの自転車人生は、この城の姿をこの目で見るまで走り切る!という所から始まっているのです。

なぜ松本城だったのかと言えば、当時のオレは楽器職人になりたかったから。
松本市界隈には日本のギター工場が集中しているので、その象徴として捉えていたわけ。
当時のオレは自転車に興味はなかったけれど、近くにいた友人がMTBにハマっていてね。
彼の影響でそういう計画を立てた。
本当にやりたいのなら、行けるだろうと。
このために自転車を買い込んだわけです。

結果的に夢は果たせなかったけれど(笑、人生の転換点でもあったわけです。
オレが自分で競争しようと思わないのは、こういう始まりだったから。

あれから19年、その後も幾度となく訪れてはいるけれど、まさかここで自転車レースをやるとは全く思いもしなかったね。
しかも、当時は知る人ぞ知る種目だったシクロクロスというから、隔世の感もひとしお。
オレ個人の思い入れはともかくとしても、時代は変わったんだなあと思うわけだね。

松本城は平らな場所に築く平城の典型。
創建当時からそのまま残っている現存12天守と呼ばれる天守閣のうち、国宝は日本に4城のみ。
松本城はもちろん国宝。

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Wikipediaによれば、明治時代には倒壊しそうなほどに傾いていたそうな。
我々が今見ている姿は、幾度かの大修理を経た姿であるそうです。


Photo :Wikipedia

明治以降の城を支えてきたのは、やはり市民の皆さんであるらしい。
この日も朝から清掃活動が行われておりました。
毎週月曜日にやっておられるそうです。

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この赤いヒモはなんだい?
自転車レースだってよ。
自転車?競輪かい?
ナントカカントカって言ってたな。

そんな会話をそこかしこで聞いた。
「シクロクロス」が「ナントカカントカ」でもいい、興味持ってもらえるだろうか?
そんな気分でありました。

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カメラ持っていたせいで声をかけられ、少しお話を。
若い頃にここまで自転車で来たことがある、そこでレースがあると聞いて飛んできた、という話。

ほ~神奈川から?そりゃエラかったの~

久しぶりに聞くリアルな松本弁に、若かりし頃の記憶が瞬時に蘇る。
20年近くも経っているから忘れそうになるけど、やはりオレはここに来たんだと、しみじみ反芻する41歳のオッサンですよ。

41?まだまだこれからだ(笑

と笑われました。

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箒で掃いた跡。
これがあるのとないのとでは、同じ綺麗でも印象は違うもの。
オレとしては、掃き跡がある方が気持ちいいね。

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松本城は松本市のセントラルパークでもある。
朝はジョギングする人も多いようで、シケインを飛び越える人もちらちらと。
試走していたのは御大小坂選手。
この方はオレがMTB始めた頃にXCの強豪選手でもあったので、なおさら感慨深かったね。

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今年のコースセッティングは、天守閣をこれでもかと眺めるレイアウト。
絵葉書写真を撮るような場所は最高の観戦ポイントでもありました。

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シケインはお堀端に。

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このお堀は浅いのだけども、巨大な鯉がたくさん。
人馴れしているようで、口をパクパクさせて近寄ってくる(笑。

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「落ちたら鯉にパクパクかじられるんだろか?」
と思っていたかどうかは知らない、斉藤亮選手。

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亮選手、自転車世界に飛び込んだ当時は全く知り合いがいなかったそうな。
そこに声をかけてきてくれたのが辻浦選手だったそうで、その後すっかり意気投合したとか。
そんな思いから、このイベントには何が何でも駆けつけるという思いを抱いていたそうです。

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オレとしても、J1富士見が台風で中止になっちゃったからね。
亮選手にはバイカーズ以来会っていなかったので、会いに行こうという思いもあったのです。
オレも若い頃にレース会場で居場所がない思いを散々したクチ。
やっぱり声を交わせる相手がいるといないのとでは、全然違うものだよね。

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今回は地元のテレビ局も来ていましたよ。

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そして、レースが始まる時間。
レース時間は30分。
男子も女子も混走であります。

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序盤に先頭を切ったのは、姫こと豊岡選手。
後続に男子がいるというのも新鮮であります。

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亮選手のシクロクロス姿、よくよく考えてみれば初めて見た。
このバイクは亮選手のために日本に持ち込まれたそうで、残念ながら日本では市販されていない。
実物はライムグリーンも鮮やかで、カッコいいバイクでしたよ。

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日本のXCシーンを担うヤングガンも参戦。
東京オリンピック決定後なので、モチベーションも高まっているんじゃないのかな?
ここでトップは前田公平選手に。
この日は公平選手ともいろいろとお話できたので嬉しかったね(^^)
ニノ・シューター、丸子本棚氏の走りを直に見てきて、その様子を教えてくれました。

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現在の女子シクロクロス全日本チャンプ、宮内選手であります。
我らが川崎路子さまと同じチームに属しておりますが、このジャージは当然全日本チャンプ仕様。
豊岡選手とガンガンやり合う姿が印象に強いのだけど、今年も見応えある勝負を期待。

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しかし松本城とシクロクロス。
なんという組み合わせだろうね(笑
オレみたいな趣味カメラマンじゃなく、プロカメラマンが撮ったらどういうものになるのか見てみたいですよ。

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この飛んでけ堀、水面が鏡みたいに写るかなと思って撮っておりました。
風が少しあったようで、なかなかうまく行きませんでした(笑

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こういうフォトジェニックなコースレイアウトを見ちゃうと、自分のカメラのヘタッピ加減がくやしいね。
近道はないので、ただただ鍛錬するのみ。
特に女性ライダーを白鳥みたいに撮ってみたかったね。

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レースは前田公平選手が優勝。
今季はシクロクロスもSCOTTチームとして走るようです。
ちなみに公平選手は、オレが松本城を目指した1994年に生まれた選手。
偶然とはいえ、オレにとっては感慨深いです。

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女子は豊岡選手が優勝。
陽気な選手なので、表彰台もご覧の通り。

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最後は主催の松本青年会議所の方が御挨拶。
国宝城郭でのレースってとてつもなく大変だと思うのだけど、そのお陰で得難いものを見られました。
また来年もお邪魔したいですね。

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というわけで、2013年のカスティール サイクルクロス マツモトも終わり。
いよいよシクロクロスシーズンという気分で会場を後に。
いや~、楽しい時間でした!

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