Jerome Clementz with Jekyll, 2013 Enduro World Series Champion
2013年10月25日 8件のコメント
考えてみれば、最近はロードのお話ばかり書いていますねえ。
グレッグ・レモンしかり、ジャパンカップしかり。
オレ自身はMTBを最初に買ったし、一番親しんでいるのがMTBであることには違いないのですけどね。
でもロードのスピードや爽快さはやっぱり楽しいし、ツーリングの気ままさも大好きだし。
どれも良さはあるわけなので、自分ではあまり深く考えておりません(^^;
台風で中止が心配されていたツール ド フランスなさいたまクリテも、とりあえずは催行されるようですね。
レースができるかは別問題でしょうけど、楽しみではあります。
で、MTBのお話。
キャノンデールのMTBチームといえば、ワールドカップXCOのCannondale Factory Racingを思い出す人が多いのだろうね。
このブログでも本棚氏やフミック兄さんを好き勝手にいじってきたわけです。
もう一つ、Cannondale OverMountainというチームがある。
ジキルに乗って走り回る人たちだね。
*
その一員であるフランスのジェローム・クレメンツ(Jerome Clementz)が、今年から始まったエンデューロ・ワールドシリーズ(Enduro World Series)で総合優勝。
記念すべき初代チャンピオンを獲得したそうです。
このエンデューロ・ワールドシリーズ、日本にいるといまいちピンとこない。
エンデューロ(耐久)とあるけど、基本的には下り系。
なのでフルサスバイクを使うけれども、登りも平地もあるんだとか。
ゆえにキャノンデールはジキルを使うのでしょう。
今年は7戦が行われたようだけど、レースのフォーマットも色々あるみたいだね。
先鋭化が著しいDHやXCとは別に、MTB本来の楽しさとスキルを総合的に駆使して競争するみたい。
登って下れる今どきのフルサスバイクだからこそ成り立つのだろうね。
流れてくる写真を見ている限り、ムチャクチャ景色のいいトレイルをぶっ飛ばして笑顔になる楽しいレースなのでしょう(笑
「面白そうだからやってみたら、やっぱり面白かった」
という所なんだろうか?
UCI云々に捉われずにおっ始めて盛り上がってしまうあたり、昔から変わらぬMTBらしさを感じます。
ま、何にせよキャノンデールがMTBのシリーズチャンピオンを取ったわけですよ。
ボルボチームの憧憬を10年以上も抱えているオッサンとしては実にめでたい(笑
YouTubeを見ると、クレメンツが楽しそうにジキルに乗る動画がいっぱい出ています。
このシリーズ、来年はちゃんとチェックしようかなと思っています。
たけちゃんさん
本来、競争だけが全てではないですよね。
レースしない自分を正当化するわけじゃないけど(^^;
ゼーゼー漕ぎまくらなくてもいい世界があることを知ってもらいたいと思う今日この頃です。
今現在乗ってる人たちは、XCかDHに偏ってるんですよねぇ。
しかもレースがメイン、ツーリングの世界がロードと同じく忘れられている。
そりゃぁ、なかなか踏み込めませんわな。
たけちゃんさん
日本はフルサス不毛地帯なんすかね~(^^;
あっ、日本での話ね。今のうちに残ってる13FS確保しとかなければ!
たけちゃんさん
え?マジで??
DoM氏
だろうねえ・・・(笑
富士見でジキルで走ってる姿見ていてもそう思いました(^^;
DHとXCを組み合わせた複合競技みたいな位置づけが明確になってくると面白そうではありますね。
エンデューロの環境や世界観も含めて私の描くMTBの理想像です。^^
手前味噌的なお世辞抜きとしてもJEKYLLはいいバイクです。楽しい気持ちにしてくれます。
世界チャンプと同じ今が旬のバイク、これからも大事にガンガン乗っていこうと思います。w
なのにジキルはカタログ落ち!(怒)