Alison Sydor 2014

1999_alison3

このカッコいいお姉さんは、アリソン・サイダー(Alison Syder)という往年の名選手。
1994~2000年までVOLVO Cannondaleに在籍した、カナダの女子XC選手であります。
90年代のスーパースターであり、所謂レジェンドの一人。
現在のワールドカップを走るカナダの女子XC選手といえば、

2011年の世界チャンプ、キャサリン・ペンドレル
みんな大好きエミリー・バティー

だね。
アリソンは彼女達から見れば、伝説の大先輩。
ロードでもシクロクロスでも強いという、スーパーウーマンでした。

この選手は自転車始めた頃からずっと好きなんだよね。
当時は男より強そうな女子選手も少なくなかったんだけども、彼女はサングラスを外すと柔和な表情で。
一見すると学者っぽいというか、大人しそうに見える。

as_94

記憶が確かなら、この写真は94年に初めて世界戦を勝った時のもの。
同じ写真をバイクラで見た記憶があるよ。

その後は96年までXC世界戦を3連覇、当時最強の女子XC選手でありました。
90年代を通じて、キャノンデールのMTBの顔でありましたね。

DSC_1409

どれだけ凄かったかというと、こんな感じ。

MTB世界選手権
優勝 :XC(1994, 1995, 1996)、 Team Relay(2002)
2位 :XC(1992, 2000, 2001, 2003)
3位 :XC(1998, 2004)、Team Relay(1999)

ロード世界戦
3位 :1991

オリンピック
2位 :1996
4位 :2004
5位 :2000

ケープ・エピック
女子1位 :2008
男女混合1位 :2009

全盛期はレース記事を見るたびに彼女が勝っていた印象があったくらい。
MTB競技だけでも、15年も世界のトップクラスで走っていた息の長い選手でもあったね。
今でも走るあのガンリタ姉さんは、アリソンとガチンコしていた同時代の選手の一人。

アリソンの戦績については、ベルギーのファンがこしらえたファンページが詳しいです。
このサイト、アリソン・サイダー本人も自分のサイトからリンクして紹介しているくらい。
これぞホンモノのファンサイトだね。

当代最強選手の一人なので、1999年のキャノンデールのカタログの表紙はこうなる。
この青いジャージは、当時のワールドカップリーダージャージ。

1999_alisonsydor

このカタログの裏表紙はこれ。
誰だか判るかな?
後にツール・ド・フランスを制することになる、若き日のカデル・エヴァンスであります。
当時は彼もまだ若手扱い・・・(笑

1999_evans

アリソンは、ボルボ・キャノンデールを去った後はトレック・フォルクスワーゲンに移籍。
当時、これは結構ショッキングなニュースでありました。
その後は地元カナダの古巣であるロッキーマウンテンへ。
今もここのバイクに乗っているのかは知らないw

Alison Sydor, Mountain Biking

*
ボルボ以前のキャノンデールはセレブで気取った印象が強くて、レーシングな雰囲気はあまり感じなかったんだよね。
ボルボの初年度にMTB女子でDHとXCを制し、男子XCでも2位という出来過ぎなデビューをしたのは大きい。
そのイメージをシーンに決定的に刷り込んだのは、アリソンの3連覇だった気がする。
赤い時代のキャノンデールに彼女の活躍がなければ、キャノンデールはSaecoチームで欧州プロロードへ出ることもなかったかもしれない。
青い時代に史上最強の女子DHerであるショソンを迎えることもなかったかもしれない。
であれば、サガンがアマガエルバイクで大活躍することもなかったかもしれない。
全ては仮定なれど、そういう意味ではキャノンデールに属した歴代選手の中で、アリソン・サイダーが最も重要な選手じゃないかと思えるわけです。

ただね、アリソン・サイダーは情報が少ない選手でもあったね。
同じ時代を走っていた超強豪選手に比べて、ネット時代になっても何やっているのかよく伝わってこなかったというか。
長いこと、ご本人のWebサイトも見つけられなかったし。
地に足を付けまくっている感じもまた、全盛期に抱いていた印象を裏付けていたのも事実だけどね。
もちろんMTB殿堂入りしているし、カナダのスポーツ殿堂にも入っています。

んが、最近Webサイトを見つけてビックリしたよ。
今はガールズ・キャンプを主宰するなどしつつ、カナダ・バンクーバーの自然を愛でる生活のようです。
Photographyとあるタブの中には、恐らく彼女が撮ったであろう写真が一杯ある。
素直にキレイだなと思える写真が多い。
この辺りもまた、当時眺めていた雑誌の向こう側にいたアリソン・サイダーらしい気がする。

そんなアリソン・サイダー、近影を見るとますます学者っぽい感じ。
当時抱いた印象は、今でも全く変わらないね(^^)

Interview with Alison Sydor on her 2013 induction into the Greater Victoria Sports Hall of Fame.

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