The System Integration, “F-Si”


*
久しぶりに見たデンクさんの口上。
ちょっと太ったように見えますが、儲かってんだろうね(笑

しかし夕べは、日付が変わったと思ったらネタ祭りでしたね(笑
キャノンデールの新しいハードテイルMTB、「F-Si」の画像と記事がネット上にドバーっと放流w
アマガエルバイクの出現は「もう出るよ(^^)」という合図だと書いたけど、やっぱしそうだった。
同時上映は「電動XTR」でした(笑


Photo :Cannondale

今回のバイクはモデル名からして気合入ってる。
「F」ってのは、キャノンデールが20年以上前からハードテイルMTBの型式記号として使ってきた伝統ある一文字。
「Si」ってのはSystem Integrationの略で、モンゴメリな時代から延々と続くキャノンデール哲学の一つ。
今回のバイクはその両方を名前にしたわけなんで、次のモデル名が早くも心配だね(笑


Photo :Cannondale

最大のお題目は、最新のXCO事情に合わせたモディファイの様子。
昔のXCレースとは違う競技に見えるほど進化した現在のXCレースに最適化させることだったらしい。

27.5でなく29erというのは、意外と単純に決まった気もする。
26、27.5より周長が長いんだから、同じだけブン回せれば当然速い。
ジャイロ効果が強く出るとか、大きいぶんだけ重たいとかのデメリットは、ホイールやタイヤの著しい進化で状況も変わった。
実際、29erは90年代のダウンヒルバイクみたいな激しい進化を起こして、ビックリするような乗り味のバイクも増えたよね。
スペシャのEPICに乗った時は本気で驚いたし、スカルペル29erにはもっと驚いた。
ハードテイルのFlashよりコギが軽いんだから嫌になっちゃうよ。

で、今回のF-Si。
出てきたジオメトリはめちゃくちゃ短いリアセンターに寝たヘッド角というもので、トレイルバイクみたいな印象。
クイクイ登ってガンガン下り、かつクルクル旋回する感じがする。
今のXCレースはそんな傾向が強まる一方だから、これは自然なことなのだろうね。
今回のモディファイの骨格は、やっぱりこのへんにあるように思います。


Photo :Cannondale

で、このアプローチを自転車全体で鮮明にしようとしている。

まずLefty。
2.0とか言われると、お前のLefty古いと言われているようで実に憎い(笑。
短くなったヘッドチューブから太くなることは予想したけど、クラウン周辺が44mmに大径化されたようです。
昨年に丸太化されたLeftyは、往年のLeftyが持っていた柱みたいな剛性感を取り戻したと感じていたけどね。
下り系のSuper Maxと同様のメソッドで、XC用としても強化されたわけだね。

次はドライブトレイン。
フレームの後三角をオフセットさせて、スポークを左右対称としたリアホイールを使うようにした。
左がこれまでのFlash(普通のフレーム)、右がF-Si。


Photo :Cannondale

おちょこ量が小さいホイールは横剛性が向上するから、これだけで旋回時の挙動が素直になることは想像できる。
短いリアセンターと相まって、デフギア付けたような感覚なのかもしれないね。

結果、下りでおっかない思いをせず、クルリと曲がれて、踏んだら速い大径ホイール車の出来上がり、というように見えます。
さらに後三角とシートポストのSAVEサスペンションが外乱を抑え、操作性の維持と疲労軽減を狙う、と。
だから本棚氏もサガンもこんなにわざとらしくケツを流しているんじゃないのかな?
サガンならレースもアクションもニノに勝てそうな気がします(笑

Peter Sagan Goes Mountain Biking with Marco Fontana

*
今回のF-Si、キャノンデールらしい「濃さ」が滲んでて見入っちゃうね。
Flashが出た時も作り込んだな~と思ったけど、キャノンデールらしさと言われたらLeftyくらいだったんだよね。
SCOTT Scaleと良く似てたし。

自転車に限らず、よく出来た製品は全ての要素が輪のように繋がっている感じがするでしょう?
全ての要素が互いの存在理由になっていて、いじりたくてもどこから輪を解けばいいのか判らない感じ。
つまり完成度が高いという状態であって、正にSystem Integrationをカタチにしたもの。
実車は見てないけどね、それを強く感じますね。

キャノンデールは昔から自前でサスペンションフォークを設計し続けている唯一(かな?)の自転車メーカー。
これは頑固に意地張っているだけじゃなくて、フレームとフォークの相性を綿密に設計できるメリットがあるわけですよ。

負荷は剛性の低い方に集中するから、フレームとフォークのバランスが悪いとどちらも本来の性能は発揮できなくなる。
その点、昔のキャノンデールはフレームとフォークの馴染みは良かったんだよね。
頑丈だった初代Leftyには、ちゃんと頑丈なCAAD4フレームが組み合わされていたし(全体としてガチガチでしたがw)
ハンドリングなどもフレーム含めて車体全体で捉え、考えることができる。
System IntegrationとかSiとか言い始めたのはLeftyデビュー後のことだけど、ずっとそういうモノ作りはしていたわけです。

ただ、Leftyは軽くなっていく過程でどんどん柔くなっていったんだよね。
丸太化直前のLefty Carbonは、山に入るとオレでも判るほどフォークがしなる。
せめて動きが良くないと気持ち悪いので、ドイツのEighty Aidに送ったくらいで。
登場当時のLefty付きバイクが持っていた、フレームとフォークのバランスを崩したままに感じていたんだ。

昨年の丸太化はLeftyそのものを再び頑丈にし、そして今回のF-Si。
実際のところは乗ってみないとわかりませんが、往年のLeftyバイク乗りとしては期待大。
ようやく、Leftyバイクの本当の進化形が現れたのかもしれないと、期待に腹を膨らませるわけです(^^)
次のSiな製品は・・・タイヤとか如何?w

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