Tinker Juarez describes his Cannondale Scalpel 29er


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誰もが認めるMr.Cannondale、ティンカー・ウォレス。
今年でキャノンデール在籍もなんと21年目。
Scalpel29erがお気に入りのようで、色々語っていますよ。
このバイク、フルサスだから持てばハードテイルより重いけど、漕ぐと異様に軽いんだよね。
ハードテイルのFlashより軽いくらいで、ワールドカップでも兄さんがご愛用中。
26インチ時代のアイデンティティであったゼロピボットを捨てたので、デビュー時には「えー」とか思ったものですが、名車かもしれないな。

何はともあれ、若い頃に憧れたティンカー・ウォレスは今日も現役。
このまま爺さんになるまでずっと走っていて欲しいものだね(^^)

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Cannondale All Stars, US Cup Pro Series #2 Bonelli Park

ワールドカップ開幕も近づいてきたMTBレースシーン。
各所で有力選手が暖機運転を始めている様子が伝わってきますねえ。

で、今年から始まったMTB XCOの北米シリーズ、US Cup。
先週末に第2戦が行われましたね。
やっぱりMTB=アメリカという世代なので、埃っぽくて道幅が広いコースを見ると何となく安心する。

このシリーズはSho-Air Cannondaleチームを擁するSho-Airが冠。
そのせいか、やっぱりキャノンデールの押し出しが強い印象ではあります。
が、今回は出走したメンツが豪華過ぎた。

初戦で優勝したマックス・プラクストン、ジェレマイア・ビショップ、アレックス・グラント、キーガン・スウェンソンらの北米組はもちろん参加。
それに加えて、今回はCFRの本棚氏、フミック兄さん、アントン・クーパーも参戦(アントンはDNS)。
さらに驚いたのは、あのティンカー・ウォレス(53歳)も出走したこと!
キャノンデールの現役ワールドカップライダーとリヴィング・レジェンドが一緒に走るという衝撃。


Photo :mtbmike.com(Facebook)

ティンカーが世界戦2位になったのは1994年。
本棚氏がサドル・トレターナ銅メダルに輝いたのは18年後の2012年。
フミック兄さんが世界戦2位になったのは19年後の2013年。
一線級のアスリートの世界、これだけ時間が経つと何世代経たのかわからないくらい。
この会場にいたら、鼻血出してコース脇で人知れず倒れている自信があるよね(笑
この動画は男女一緒くたなんで非常に長いけど、前半が女子、後半が男子。
なかなか観られない新旧共演だし、今後の共演も期待できそうにない。
とっても貴重でありますよ(^^)


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コースは非常にダスティで、集団に付いていると息苦しくなりそうなコンディション。
序盤は本棚氏がトップを独走し、兄さんは一本橋セクションでコケをメイク。
本棚氏は逃げを決めるべくひたすら独走を続け、中盤に追走グループから兄さんが抜け出してワン・ツーパンチな展開に。
UCI ELITE MTBチームであるCannondale Factory Racingなので、ワールドカップトップレーサーの意地もあったのかな?


Photo :Marco Fontana(Facebook)

しかし、徐々に雲行きが怪しくなり、まず兄さんが吸収される。
結構なビハインドを築いていた本棚氏だけど、追走集団がペースアップ。
リーダージャージを着るチームメイト、マックスも積極的に前を狙って本棚氏を猛追。
ひたすら独走して疲れちゃったのか、本棚氏はハンティングモードのイケイケマックスについに確保される。
独走を続けた本棚氏は、追走軍団のアタック連発に付いていけず。
優勝したのは、集団後ろで付かず離れずレースを進めたジェフ・カブッシュ。
チームのエースを食らったマックスは3位、本棚氏は5位、兄さんは6位でありました。
ロードレースみたいな展開だったね。

ティンカーはプルアウトになったようだけど、それでも86人中47位だからね。
息子みたいな選手たちと走ってこの順位は驚くほかありません。

レースを落とした本棚氏ですが、翌日のレースで今季初の優勝をゲットしております(^^)


Photo :Marco Fontana(Facebook)

ワールドカップはもちろん面白いんだけど、U.S.Cupもなかなか面白い。
第3戦は3/22のFontana City。
本棚氏はこっちに出て欲しい気もする(笑

Max Plaxton wins US Cup Pro Series #1

先日、Cannondale Factory Racingへの移籍を発表したアメリカン、マックス プラクストン(カナディアンでしたね(^^;。
CFRでのデビュー戦となったUS Cupの第1戦、”Mellow Johnny’s Classic”で見事に優勝しましたね。
スペシャのトッド・ウェルズ、スコットのジェフ・カブッシュを振り切ってのスリリングなゴールでした。

このシリーズ戦は今年から始まったもので、キャノンデールのアメリカMTBチームでお馴染みのSho-Airが主催。
日頃なかなか見られないアメリカンライダー達が一杯で、実に興味深かったね。
ジェレマイア・ビショップ、ライアン・トレボンらSho-Airの選手もそうだけど、CFRの若手であるキーガン・スウェンソンの走りは初めて見た。
15時間の時差があるので非常に眠かったけれど、そのへんは救いでしたよ(^^)

UCIのワールドカップと違ってカメラが少ないみたいで、選手が常に映るわけではなかったね。
けれど、アメリカ人の話す英語を何とか聞き取ってやろうとしているうちに選手が来るので飽きなかった。
会場のBGMでストレイキャッツがかかった時は、やっぱりMTBはアメリカだなあと思った次第。

3/15には早くも第2戦。
コースに丸太セクションなんかをこしらえてる写真がFBに出ています。
また眠い週末になるのだろうか・・・?w

オフィシャルレポートはここ
動画はコレです。
5時間もあるけど、前半は女子、後半は男子でありますよ。

2014 US Cup Pro Series #1 – Mellow Johnny’s Classic

Kick Off, 2014 MTB XC Season.


Photo :Manuel Fumic(Facebook)

今季のジャージ姿を披露する本棚氏とフミック兄さんであります。
見たところ、昨年と大きな違いはないようだね。

ただ、ジャージのCマークの下に”Sho-Air”のロゴが入っているのが目に付く。
長々とキャノンデールのジャージを眺めてきたけれども、あのマークの下に他社のロゴが入るってのは見たことがない。
Sho-Airとキャノンデールの関係、我々が思う以上に密接になっているのかもしれないね。

今週末はキプロスのサンシャインカップ。
毎年2月末に行われるSHCクラスのレースで、2013年は斉藤亮選手や小野寺選手が、2011年にはカズ選手が出走していた。
今年も亮選手をはじめ、平野星矢選手、松本駿選手らが出走する。

今年は本棚氏も出走するようです。
昨年の成績に納得してないことは本人もブログに書いておりますが、さてさて今年はどういう走りを見せてくれるのか?
今年は2年契約の2年目だから、安穏とはしていられないシーズンになるはず。
既にロードレースは始まっているけれども、いよいよMTBのレースシーズンも始まるといった感じだね。

Max Plaxton joins Cannondale Factory Racing


Photo :Cannondale

Sho-Air Cannondaleに所属するカナダのXCチャンプ、マックス・プラクストン(Max Plaxton)。
少し前のニュースだけども、Cannondale Factory Racing(CFR)に入るそうです。
本棚氏、フミック兄さん、アントン、キーガンと同じチームで走るよ、ということですね。

ロンドンオリンピックが終わってメンツを変えた2013シーズンのCFR。
開幕でいきなり兄さんがポッキーになったりして、成績は芳しくなかったのが正直な所。
復帰後の兄さんが世界戦で2位に入ったのは大きな救いだったけれどもね。
そんな中、キャノンデール勢として気を吐いていたのがこのマックス。
レッドブルな本棚氏より上位でゴールしたレースもあり、成績的にはエースそのものだった印象があります。

マックスは1985年生まれの28歳。
日本産のアジア王である山本幸平選手と同い年になるのかな?
成績的にもトップ10選手なので、幸平選手がガチで競り合う相手の一人、ということになるだろうね。
カナダのメディアに対して色々とコメントしていますが、やはり目指すはポディウムとのこと。
選手としては心技体が揃ったバランスのいい時期なのだろうし、見応えある競り合いを期待したいところ。

Sho-Airも北米サテライトのタイトルスポンサーという立ち位置から、キャノンデール全体で名前を見るようになったね。
サガンたちのCannondale ProCyclingのジャージにもロゴがあるし、今季はCFRのアパレルにも名前が入るようだし。
今回の移籍はそのへんも関係あるのだろうけれど、素人にはどうでもいいこと。
ボルボな時代の夢を引き摺り続けるオレとしてはね、
そろそろ勝ってよキャノンデール!
という思いが全て(笑

まあ、我々オッサンにとっては、やっぱりキャノンデールのMTBはアメリカそのものですよ。
そんなかつての青年達のノスタルジーなプレッシャーも背負うかもしれない、北米最速男であるマックスの移籍。
名実ともにワークスとなるわけなので、期待せずにはいられませんね(^^)

Mr.Cannondale, David “Tinker” Juarez

いや~、さすがに湘南地方も寒くなってきましたよ。
日が当たる室内はまだ暖かい時もあるけど、太陽が見えない時は凍えるほど寒い。
お日様はやっぱり偉大でありますね。

最近、こんなものを買いました。
キャノンデールのアメリカワークスチーム、Sho-Air Cannondaleのウインドブレーカーとボトルであります。

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既にジャージの上下は持っているのに、ここまで買い足すのは我ながら珍しい。
何でもかんでも欲しくなる、という思いに駆られるのは、ボルボチーム以来かもしれない。

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このブログをのぞいてくださる方々はご承知の通り、オレに
一番好きなチームは?
と聞いたら、今でも迷わず
Volvo Cannondale
と答えます。

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このロゴマーク、Jシリーズのレポート書くたびにオチに使ってきたから見飽きた方もいるかもね。
けど、飽きるほど見たならもう忘れないよね?
そここそが、オイラの思惑であります(笑

サーキットからこの名が消えて既に10年経つ。
当時走っていた選手は、もうワールドカップにはいない。
最後までワールドカップに参戦していたのはクリストフ・サウザー(現スペシャライズド)だけども、彼も昨年限りでワールドカップXCOを引退。
つまり、ボルボチームのことは遠い昔のお話になっているわけだね。

それでも好きでいられるのは、当時のオレが若かったからでしょう。
若くて、自転車始めたばっかりで。
「憧れ」
というものは、年月を重ねても変わらない。
そんなことを40歳を過ぎて実感している昨今。
だからね、現在リアルにお若い選手や愛好家の皆さんには、今憧れている対象への思いは大事にした方がいいよと思うわけです。

で、Sho-Air。
主にアメリカ国内で活躍するMTBチームであります。
ボルボな時代にもアメリカ国内メインのチームはあったんだよ。
一番有名なのが、Sobe Cannondaleだろうね。
Sho-AirがSobeと違うのは、やはり御大ティンカー・ウォレスがいることだね。

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ティンカーは1961年生まれなので、現在52歳。
1994年以来、ボルボチームの9年間はもちろん今でもキャノンデールに籍を置く伝説的な選手。
ここ10年ほどはマラソン系種目で活躍しているけれど、かつてはクロスカントリーの世界選手権や全米シリーズで大活躍した名選手でありますよ。
現在ワールドカップを走るフミックや本棚氏は憧れの的だけど、その彼らが子供の頃に憧れたであろう選手だね。

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実績も凄いが、50を越えた今でもデカいエアーを決めるし、レースでも優勝してしまう。
ここまで来ると、「生ける伝説」「オールドスクール」などといった言葉がちっぽけに見えてくる。
ティンカーを形容する言葉は「ティンカー」しかない、という感じ。
あれこれとチームグッズを買ってしまうのは、ティンカーに対するそんな思いが静かに爆発しているのかもしれないね。

ティンカーがXCで争っていたのは、ジョン・トマック、ネッド・オーバーエンド、トーマス・フリシュクネヒト、バート・ブレンジェンスなどといった面々。
はっきり言っちゃえば、20年前の選手たち。
気のせいかもしれないけれど、当時のMTB選手はみんな個性が強かった気がします。
ティンカーの場合、「MTBに乗ったジミ・ヘンドリックス」と呼ばれた風貌なので特に判りやすい。
当時ガキだったファンもおっさんになってしまいましたが、ティンカーにはMr.Cannondaleとして今後も末永くカッコいい姿を見せて欲しいと願っています(^^)

Sho-Airのジャージを眺めつつ19年前の世界戦の映像を見ると、思うことが一杯ある。
19年という年月は誰にとっても軽くはないし、今でも変わらず自転車を嗜む自分がいる。
この年の世界選手権XCでティンカーは2位。
オレが初めて見た「動くレース、しゃべるティンカー」の映像。
昨日の昼飯を忘れても、決して忘れることはない映像であります。

MTB XC World Championships 1994

Kohei Yamamoto, UCI MTB World Cup 2013 XC #2 Czech 17th!

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MTBワールドカップ、今回はコースやカメラワークの評判が良いチェコでありましたね。
結果としてはこんな感じ。

1. ニノ・シューター(スイス) :SCOTT Swisspower
2. ジュリアン・アブサロン(フランス) :BMC
3. ルーカス・フルッキガー(スイス) :BMC

5. マックス・プラクストン(カナダ) :Sho-Air Cannondale

9. 丸子本棚(イタリア) :Cannondale Factory Racing

17. コーヘイ・ヤマモト(ジャパン) :Specialized

前戦でいい所なしだったニノや、自分のバイクに自らトドメを刺してリタイアしたアブサロン、母国でテンション高いであろうクルハヴィあたりに注目していたわけですよ。
初戦で一時は5位を走った幸平選手は日本人として当然注目。

序盤のレースは結構ダンゴムシで進行した気がする。
トップ3人に絞られてからもアタックの応酬で、ニノとアブサロンは終盤にマッチレースになったね。
ニノは下りで離すけど、アブサロンは登りで追い付くということを何回も繰り返していた。
このへんは意地の張り合いで、どちらが決めるかハラハラしたね。
スプリント直前でニノが少しだけ先行し、そのままゴールと相成ったけれど、競り合った2人の表情は晴れやか。
いやいや、見事なレースでした。

まだ2戦だし、バリー・スタンダーを失ったことも大きいとは思うけれど、上位陣の顔触れが変わった気がするね。
ルーカスもTREK時代がウソみたいにビュンビュン走っていて、BMCのジャージがとてもカッコよく見えた。
メリダの若手2人の鋭さにも感心したよ。
ヘルミダ父さんは沈んでしまったけれども、今後は若いこの2選手に注目したいね。

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幸平選手は16位前後でレースが推移したね。
今季はトップ10入りを公言し、前戦で5位を走る姿を見たせいもあるけど、この順位が普通に見えてくる気がしたんだよ。
こうなると本当にトップ10を走る時が近そうなので、その時は日本中が「こーへー!」と絶叫するのだろうね。

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コメンテーターのロブ・ワーナーも、相変わらず幸平選手についてよく喋る。
10位台の選手の場合、大転倒とかがないとなかなか触れないのだけども、幸平選手については以前からよく語るんだよね。
あとはカメラがもっと追ってくれればいいのだけど(笑
ちなみにどこで知ったのか、カズ選手の人力飛行機挑戦の件も紹介されておりました。
幸平選手はもうずっと凄いのだけど、今年はさらに強力に進化している様子。
日本国民の星として大いに期待しています。

キャノンデールはSho-Airのマックスの5位が最高。
ワークスでありレッドブルでもある本棚氏、前戦に続いてまたしても北米サテライトの選手に負けてしまった。
これはヒジョーにマズいですね・・・(^^;

キャノンデールが作った前戦ドイツの動画を張っておきます。
U23の中継がないので、アントン・クーパーの走り姿は貴重かもしれない。
しかし、カッコいい動画であればあるほどシャレにならない度が上がるような・・・
キャノンデールに佐野厄除大師を紹介すべきだろうか?(笑