New magazine, “MTB only XC”

古くからの自転車専門誌がロード偏重になって久しいけれど、MTBの雑誌もいろいろ出ている昨今。
また新たな雑誌が出たようだね。

MTB Only XC」という名前です。

古くからMTB記事を書いている方とか、アーティスティックな写真を撮るカメラマンとか、そういった方々が今のXC世界を切り取った内容。
世界のライダーだけでなく、今季のJシリーズXCOを総括している。
従い、カズ亮対決のことも書かれているし、片山梨絵さんのインタビューも載ってます。
特筆すべきは、これからのJを担うであろう若きライダーたちの記事が多いこと。
オレなんかは面識がないので声は聞けないから嬉しいね。
若い彼らもこういったインタビューを今後数多くこなしていくのだろうから、なかなかレアな記事かもしれない。
来季以降のJシリーズ観戦を楽しんでみようという人には、強くお勧めですよ。

MERIDA MIYATA CUP 2012


メリダ・ミヤタカップに行ってきたよ。
今回は珍しく走ったんだけど、まあ酷い走りっぷりでした(^^;
もはや自転車好きというより、自転車写真好きなので、今さら気にしないんだがね(笑


伊豆半島をひたすら南下し、大島が真横に見えてくるようになると、そこは稲取。
あと少しで下田、という場所であります。

今回は、たっちゃん、さんきちさん、たろっぱさん、オレの4人で耐久に出る。


たろっぱ女史は、先日のJ1白馬で配られた亮選手のチャンプ記念Tシャツをいそいそ着込む。
これ着て亮さんに突撃する!
と息巻く(笑

駐車場から会場移動。
ブースエリアでは皆さんにご挨拶。
徐々に話せる人が増えていくのは、純粋に嬉しいもんだね。
ホルメンコールさんのブースでは、亮選手とご担当の方とお話を。
チェーンオイルの施術について興味深い話を聞けたんで、試したら書きますよ(^^)

WAVE ONEさんのブースでは、亮選手のジャージが吊るされていた。
このジャージ、とっても欲しいんだけど市販していない。
カッコいいのに・・・。

会場に入った時はちょうど親子レースの時間で、亮選手がチェッカー振っていたのかな?
ブースエリアには、この後に行われるエキシビジョンレースのために、続々とエリート選手が。
シーズン終了直後のせいどうか知らないが、賑やかな顔ぶれでしたね。



そして、写真撮りながらモタモタ歩いているオレの真横をスーっと通って行ったのがこの人。
史上最強の女子XCOライダー、ガン・リタ・ダーレ・フレシャであります。
ひょ~、カッコいいね!

なにせガンリタだからね。
世界のプロライダーどころか、歴史的な選手。
そっけないかなと思いきや、非常にフレンドリーだった。
嫌な顔1つせず、1人1人の目を見て丁寧に話しかけるんだよ。
真のプロフェッショナルだね。

いっくんであります。
会うなり緊張の面持ち。

なんと、エキシビジョンレースでのペースカー役を仰せつかったとのこと。
エキシビジョンレースの最初の2周はパレードランであり、先導するいっくんを抜いてはいけない。
つまり、いっくんは日本のトップライダーや、あのガンリタを率いて走るわけ。
お~、こりゃ凄い(笑

親子レースでのお役目を終えた亮選手も、急いで招集場所へ。
ホストチームのエースだけに、大忙しのようです。

しかしこのミヤタカップ、今回で26回目を数えるらしい。
オレが自転車始めた時には既にあって、場所も比較的近いので、出ようと思ったこともある。
日本国内でこれほど長く続いているMTBイベント、あるのだろうか?

国内外のメリダライダー(とマナブさん)。
やっぱり壮観だね~。


女王同士の2ショット。
これも凄い写真。


さて、いっくんの出番も近付いてきた。

ちなみにこの時のいっくんのバイクは、メリダの29er。
背丈があるから似合ってたね。
29erをダートで乗るのは初めてだったらしいけれど、定評あるメリダの29erはどうだったかな?

そして・・・

いや~、何度見てもこれは凄い光景だな・・・(^^;


静かにレースはスタート。
予定通りいっくんが先頭を引くのだけど、何とも言えない表情だねえ。
後続には小野寺健選手、亮選手、ガンリタ姉さんの姿。

子供達の先導はやったことあるけど、まさかこんな偉大な先輩達を先導するとは思わなかったそうな。
先頭の自分が転倒したら大変なことになってしまうと思い、丁寧に走っていたようです。

ガンリタ姉さんは、片山さんと共に後方で追走。
この日は体調が優れず、パレードランの2周で降りることに。
ご本人もこれは悔しかったようで、来年もまた来ると言っていたようです。

パレードランが終わると、ガチレースが始まる。
すると、コース上にこんなものが出現(笑
しかも、2台も設置された。

このジャンプ台の高さは結構高かった。
29erホイールの半分ほどだろうか?

スタッフを務めたマナブさん。
今回は本職の写真でもお勤めがあったようです。

エキシビジョンレースは、見世物レース。
メリダチームの監督が展開を解説。
何せ賞金5万円ですからね~!

ジャンプ台、さすがに各選手キレイに飛んでいく。
芝生上なので、競馬の障害レースみたいにも見えたね。

井本選手は26インチ。
ジャンプ台の高さがよくわかる。

今季はJ1エキパで強さを見せてくれた竹内遼選手も飛ぶ。

どんな時でもカッコよく写ってくれる、マツジュンこと松尾選手。
相変わらず、パワフルな体躯にスタイリッシュなフォーム。
お世辞でも何でもなく、彼の写真にはハズレがないんだよ。
オレのピントが合わない場合を除いては(笑

そしてレースは鈴木選手が小野寺選手を振り切って優勝~!
昨年に続く2連覇だそうで、ミヤタサイクル社長から5万円ゲットでありました。


今回のイベントで嬉しかったことは、やっと松尾選手と話ができたこと。
i-nacを卒業するので来季はこのジャージじゃないけれど、抱負を聞かせてくれたよ。
U23世代は大人の入口に立ったばかりの年頃。
スタイリッシュでパワフルな走り姿はまだまだ磨かれていくと思うんだ。
それが今からとても楽しみ。


さて、耐久の時間だよ。

スタートライダーはたっちゃんなんだけど・・・。


あれ?来ないなあ・・・?

あ、いた!(笑

とりあえず、最初は全員一周交代ということに。

このところあっちこっちのイベントに出まくりのたっちゃん。
エースの風格も出てきた?(笑

2番手はさんきちさん。
つ、辛そう・・・(笑


こちらは女王のまま引退した片山梨絵さんと、元世界選代表の田崎綾さん。
喫茶店みたいだ(笑

次、たろっぱ女史。
さすがにRYO#1のTシャツは脱いだらしい。
汗みどろになったら勿体無いもんね(笑

こちらは1時間耐久にソロで参戦のsinさん。
見るからに速そう~。

戻ってきたたろっぱ女史。
このところ気合入れて練習していたし、見るたびに走りが変わってますねえ。
昨年の今頃はMTBにすら乗ったことがなかったんだよ。

難病から復活した辻浦選手。
この姿、待ってましたよ(^^)

XCOを撮るカメラマンは大勢いるけど、この方の写真はいつもカッコいい。
J1白馬で飾られたカズ選手のバナーは、この方の写真じゃないだろうか?
ご自身が写る時は、おどけてくれました(笑

いつの間にか、周囲の友人がみんなお友達になっちゃった田崎綾さん。
世界選手権に何度も出ている凄い人なのだけど、オレの周囲でそれを知るのはオレ1人だった。
つまり、みんなそんな凄い人とは知らずにお友達になっちゃったわけ。
そのあたりに、お人柄を感じる素敵な選手でありますね(^^)

恐らく、オレのカメラを探しているいっくん(爆

見つけた後は、すまし顔。
いいね、そのショーマンシップ(笑

ちょっとおどけたポーズがよく似合う滝下さん。

我がチームのエースはカメラなんぞ気にしない。
口にチャックして走り続ける(笑

sinさんはずっとガチレースを展開。

しかし・・・(笑

うーむ、今日はカメラ目線もらうことが多いぞ(^^;
いっくん~(笑


折り返してきたいっくん。
白馬でも一杯撮ったし、今年の年賀状の写真には困らないよね!(笑

我らが2番手さんきちさん。

2巡目は2周づつということにしたんで、苦悶の表情で2周目へ!
こういう表情が撮れると、撮った方としては嬉しいもんです(^^)

軽々周回する竹内遼選手。
今年は危なげなく勝つ姿を見せてくれたけど、来年はどんな走りを見せてくれるか楽しみだね。


今日が引退後の初レースだったらしい、片山梨絵さん。
選手としての重荷を下ろしているためか、とても清々しい表情で走っておりましたよ。


あ、さんきちさんが戻ってきた。
いい表情してるねえ~(笑

今回はミヤタサイクルの方々も参加しておりました。
富士見でお写真撮らせていただいた方だと思います。

たろっぱさんが1周目を終えて戻ってきた。
この表情覚えておいてね。

ほれ。
たっちゃんにビデオカメラを向けられたらニコニコ。
さすが女優(笑

あ~、次はオレだ・・・。
ちなみに今回のコース、芝生路面・少しガレた土路面・スムースな小砂利路面が混ざっていた。
バネのようにしなるフレームのFlashにはずいぶん助けられたよ。
エリート向けの純レーサーではあるけど、オレたち素人にとっても非常に乗りやすいと改めて思った。
軽さもそうだけど、オレとしてはゼロユニット・ゼロピボットのフルサスとも言える感触の方を気に入ってる。

今度は2周も走らなきゃいけない。


最終コーナー立ち上がりでの松尾選手。
彼は自然と端正なフォームになる。

これがオレ。
酷いもんだ(笑

まあね、春先の緑山の頃からかなり太ったからね。
サイクリストとしては標準的であろう後の方と比べると、何もかもが違うよね(笑

写真から漂う、牛のような鈍重さ、自分でも嫌になったよ(^^;

そして、幅で進路を塞ぐ(笑

談笑しながら走るエリートライダー。
そうなんだよ、今日はこういうコースのはずなんだよ(笑

でも、同じ場所で死にそうになっているオレがいた(笑

今日のいっくんは始終楽しそうだったね。
大役を仰せつかった反動もあったかな?(笑


チャンプはさすがにカッコいい。
オレと同じ動物のはずなんだけどね(笑


で、またオレの番。
12分で戻ってくれば、もう1周だって。
期待に応えたくない~(笑

で、何とか間に合った。
このとき既に、絶対に交代することを決めていた(笑

ゲートが閉じられ、ベルちゃんがチェッカーを振る。
いやいや、皆さんお疲れ様でした!


最終走者たっちゃん、最後にゴールスプリント!
30チーム中で11位でしたよ(^^)


ガンリタ姉さん、まだまだお仕事。
サイン会、プレゼンターと大忙しであります。


サインはゼッケンにもらったよ。
亮選手、井本選手、ガンリタ姉さん。

しかしオレはさらに完璧を求めるため、監督からもサインゲットであります(笑
かなり書き慣れたサインですねえ。

モデルみたいな立ち姿の亮選手。
Jシリーズのコミッセールを務めるベルちゃんによれば、受付に現れる時の私服は常にベストドレッサー賞モノだそうな。
今回のポイントは襟元でしょうかね?(^^)

井本選手ともども、一日遊んでいただいてありがとう~!

というわけで、26年目のメリダ・ミヤタカップは終わった。
今回は昨年より100チームも多かったそうで、過去最高の参加者が集まったとか。
現役エリート選手が生まれる前から続いている、というのは単純に凄いこと。
緑山もそうだけど、雰囲気の良さが心地よかったので、固定ファンも多いのかもしれないね。
参加者の皆さん、ミヤタサイクル、メリダチーム、運営関係者の皆さん、お疲れ様でした!

J1白馬いろいろ

早いもので、白馬のJ最終戦からもう一週間が過ぎちゃいましたね。
最近は、男子エリートのレース写真の整理と公開の後、いろいろ写真の整理と公開をするのがパターン。
それでも一週間もかかることはなかったんだけど、やっぱり白馬は遠かった、ということなのかな?


男子エキスパートでは、若い選手を眺めるのが楽しみ。
若いどころかまだ成長過程なので、見るたびに変化を見せてくれる。
オレなんかより皆さんの方がよほど彼らに詳しいと思うけど、気になっているのがこの2人。
山田将輝選手(Limited 846)と竹内遼選手(ProRide)。
山田選手はレース前半にトップを爆走。

竹内遼選手と競り合い続ける。

身長は170cmを越えたらしい。
170cmのカズ選手も「抜かれた~」と目をパチクリ。
「こーんな小さかったんですよ!」
と、感慨深そうな顔をしていました。

彼もエモーショナルに走る印象があって、実に表情が豊か。

シングルトラックから出る場所で待っていたら、全然現れない。
やっと来たと思ったら、オレの前で完全停止。

リアディレイラー曲げちゃいました。あ~最悪!!
ちっくしょ~!!

と悔しそうに走り去っていきました。
この冬には高校受験を控えるそうだけど、来年爆走するためにも頑張って欲しいね。

男子エキスパートで優勝したのは、竹内遼選手。
秋の富士見で独走していた姿が印象深くて記憶に残った選手だね。


見ていた範囲では、今回も危なげない走りだったような印象。
エリートに上がったらどういう走りを見せてくれるか、楽しみな選手の1人であります。

代田義明選手
疲れ知らずの永久機関ボーイズと競り合うってだけで凄いよなあ・・・。

少しづつではあるけど、Jライダーの皆さんとも繋がりができて嬉しい今日この頃(^^)

女子エリート、スタート直前のみちこ様であります。
娘さんもママと異邦人みたいなたろっぱさんに挟まれてご機嫌(^^)

さ、ママにちゅーして
とみちみちさん。

スタートすれば、いつものパワフルライディングでありました。


小さい子供を抱える母上だから、熱出したりしたら大変だと思うのだけどね。
それでJシリーズやシクロクロスをゴリゴリ走り続けているのだから凄い。


そんな麗しくもタフな奥様を持つのはこのお方であります。


多忙な仕事で体調を崩しがちな中で、今シーズンは可能な限り出走しておりました。
凄えなあ・・・。

男子エリート、ゴール後のサラリーマンライダーズ。
フルタイムで働きながらもエリート上位に入るというのは、プロ選手とは違う意味で凄い。
いや、本当に凄い。

そういう意味では、日本で最もタフなライダー達なのかもしれないね。

チャンピオンを決め、表彰式を待つ亮選手。
いや~、やり切った表情をしてますねえ。

チャンピオンを記念して作られたTシャツを息子さんに着せてみる。
や~だ~
と大泣き。
え~、パパの晴れ舞台だよ~?(^^;

完全に着せられても、
え~ん
と泣いちゃう亮ジュニア君でありました(笑

今回のコミッセールは、自転車仲間が多かった。
仕事を終えて遠路白馬まで赴き、冷たい雨の中で粛々とお勤め。

間違えたら大変だからね、気が抜けない役目だよね・・・。

ゆえに、全て終わればこうなるわけだね(笑


日が暮れて晩飯。
カズ選手ご一行は、白馬の「十郎の湯」におりました。



来年はロード転向なので、チームでの集団行動になるであろうカズ選手。
今回はMTB選手としては最後のレースなので、1人チームの放課後時間も最後ってことになる。
無名の高校生だったカズ選手を知る竹田さんも、何となく感慨深げに見えたね。


帰り間際、カズ選手にはこう言われた。
この2日間、めちゃくちゃ楽しんだんじゃないですか?
ああそうですよ。
白馬シリーズ、まだ続くよ(笑

J1白馬、いっくんの魂

J1白馬は盛りだくさんになっちゃって、未だ全部ネタにし切れておりません。
しかも昨夜は会社の飲み会で、早々に撃沈した有様でして(^^;
何とか頑張るよ。

で、今回はi-nacの「いっくん」こと、安川生(いきる)君であります。
このブログでは勝手に「次世代キャノラー」とキャラ付けしているほどの、キャノンデール大好き青年であります。

いっくんとは、昨年6月の富士見で初めて出会ったんだよね。
まだ国内未発売だったCFRジャージを着ていたオレを、キャノンデール・ジャパン関係者と勘違いして声を掛けてくれたのが始まり。
この時見せてくれたのは、2009年にカズ選手が着ていたレプリカジャージ。

いっくんのバイクは、もちろんキャノンデール。
大事に大事に乗っている、まさに愛車であります。

このバイク、ダウンチューブのロゴは本来は白。
でも緑成分が足りないと思ったのか、グリーンのカッティングシートで上貼りしてある。
知り合いの看板職人さんの手によるそうですが、この気持ちが判るおっさんライダーは多いはず(笑

そして、トップチューブには高校時代から憧れていたカズ選手のサインが。

いっくんが通うi-nacは、山本幸平・平野星矢を輩出したいわば名門。
さらに、現在メリダで走る井本選手の高校の後輩でもある。
高校時代にマウンテンバイク部なる部活を作っちゃったそうで、なかなかの行動派。
地元に近い八幡浜では、久々に後輩達と再会したりもしていたようです。

出会ってから1年4ヶ月経つけど、冬には一緒に走ったりもできた。
20歳になったので、今年の冬には一緒に酒も飲めちゃうかな?
熊本の御両親のことを思えば、1人の大人としてバカ騒ぎはさせられませんがね(笑

今季のいっくんは、思うようにならないレースも多かったと思うんだ。
エリートの1つ下、激戦区のエキスパートクラスで猛者たちに揉まれる試練のシーズン。

しかし秋の富士見では調子を取り戻せたようで、いい走りを見せていた。

そして今回、高校生の頃から憧れていたカズ選手のJシリーズ引退を知り、ショックを受けつつも思う所があったらしい。
写真を整理していると、これまでと明らかに表情が違っていたことがわかる。


その思いをスタートからぶつけ、スルっと前方に滑り出していくところは見えていた。
うまいスタートを切ったな、と思っていたら・・・。

なんと最初のループをトップで下りてきた!
いっくんが先頭を走る姿は初めて見たので、これには正直おったまげた。
この時の精悍な走り姿、もはや「いっくん」ではなかったね。
「安川選手」と呼ぶべき姿。

カズ選手にすら滅多に声をかけないオレが、ファインダーを覗きながら思わず
いきる!!
と声をかけてしまったくらいだ。

この姿、カズ選手も見ていたという。
レース後に皆でフロに入っていた時も、この件は話題に出たよ。

この後は順位を落としてしまったけど、この走りには久しぶりに魂が震えた。

前に誰もいない世界というのは、オレも大昔に一瞬だけ経験したことがある(本当に一瞬だけ)。
追いかける相手がいないので、何だか別世界にいるようなフワフワした気分になった記憶があるんだ。
自分1人で追い詰めるしかないのは判っていても、フワフワした落ち着かなさで体が自分のものじゃないみたいに感じた。
それがつまり、先頭を走るプレッシャーというものなのかもしれない。


白馬でのいっくんは、目が違ったね。
20歳も年上のオレは、どうしてもかわいい子という見方をしがちだったのだけど、もう子供扱いはできないなあ。
気持ちの入った、いい表情で走るようになったよね。

フロに入っていた時にカズ選手も竹田さんも言っていたよ。
あれは良かった。ああいう走りをしないと上には上がれない。
とね。
日本のトップライダーも長年参戦しているエリートライダーも、感慨深い顔をしていた。

偉大なる女子チャンピオン、片山選手との2ショット。
カテゴリー違いの女子エリート選手とはいえ、世界で走るライダーとも走ってきたいっくん。

今回いっくんが見せた輝きは、憧れであり、先輩でもあるカズ選手への思いを自分のものにしようとする姿だった気がする。
先人はいつかいなくなるわけで、その時は自分がその場を引っ張っていかなきゃならないわけだからね。
レーサーだろうとサラリーマンだろうと、それはどんな世界でもあること。

若い選手ってのは、写真を撮るほどに表情が変わってくる。
あどけなさ残したカワイイ顔が、どんどん大人の男の顔になってくる。
写真ばかり撮っているオレにとっては、この変化を感じるのは帰宅後の楽しみなんだよね。

今年で先輩の松尾選手が卒業するから、いよいよ最上級生になる。
年下ライダーの面倒を見ることも多いのだろうけれども、先頭を切った時の思いを大事にして頑張ってほしいものです。

優勝したら、おっちゃんが祝い酒飲ましたる。
勝てよ!いっくん!

J1白馬、片山梨絵さんの引退

ご存知の通り、J1白馬で片山梨絵さんが引退しちゃいましたね。
このブログはカズ君ばっかで、そんなオレにはこんなエントリーを書く資格は本来ないと思っているんだけど。
だってねえ、もっとずっと応援されていた方がたくさんいるわけだから。

ただ、最後のレースを見ていてやっぱり寂しかったですよ。
このブログではカズ君のレースを「KAZU2LONDON」というフレーズをくっつけて追ってきたけどね。
「~2~」というフレーズは、言うまでもなく「~to~」という意味。
昔、プログラミングをやっていた頃にデータの中身を加工するような関数に付けていた名前だったんだ。
それをこしらえた直後に、片山さんの「OFFROAD2LONDON」の存在を知って焦ったのも、ここで白状しておきます(笑
いや、本当に知らなかったんですよ(^^;

とはいえ、オリンピックを目指す片山さんにO2Lがあるのなら、カズ君のがあってもいいだろうとも思ったんだよね。
そういう意味では片山さんとO2Lの存在も、カズ君レースを追いかけ続ける大きなモチベーションだったのです。

O2Lはとにかく凝ったサイトで、テンコ盛りの内容でしょう?
このブログはWordPressという既存プラットフォームに乗っているのだけど、今の形になる前に別のブログサイトから移行した経緯がある。
なので制約も多くて、あそこまではできないと判っていた。

それでもO2Lに対して見劣りしないようにしたいなあという思いはあって、写真を大きくしてみたり、バナーを作り続けてみたりとやってきた。
O2Lがなければ、飽きっぽいオレにはとても続けられなかったかもしれない。
そんな片山さんの引退の姿は、オレにとっても強く印象に残るものでしたよ。

レース前日、試走する姿。
この軟体動物の如き身のこなしを見ることもできなくなるんだねえ・・・。

片山さんのゼッケンは「10」なのだけど、試走時にはハートがあしらわれておりました。

レース中の姿。
これまでに撮った片山さんの写真では、一番気に入っている2枚であります。

最後のゴール直前、フィニッシュゲートの前での表情。
この時のオレは結構離れた場所にいたんだけど、望遠目一杯で何とか撮れた。
神々しい表情で、吸い込まれるようにゴール。

表彰後の引退セレモニー。
O2Lの方々でいろいろと仕込まれていたようです。
表彰台の隅にずっと立っていた小野寺選手、おもむろにシャツを脱いだら凄いものが。

ずっと隠し着ていた寄せ書きジャージであります。

カズ選手を書く時にも触れているけど、オレは21世紀に入った頃からほとんどMTBレースに関心を向けなくなっていた。
だから、片山梨絵という選手の存在は名前を知っているくらいだったんだ。

でも、中込選手が当時からトップ選手であることはオレでも知っている。
デビュー時の片山さんとしても大きな壁だったんじゃないだろうか?
そんな大先輩から「GOAL!」と書かれた襷をかけられ、やはり涙を見せていました。

女子XCOの未来を担う若手選手からも。
日本のMTBシーン、なかなか思うようにならない状況とも聞くけれど、有望な若手がたくさんいるというのは大きな宝。
彼女たちがオリンピックを目指すときが楽しみです。

田近選手から惜別のコメント。
オリンピック枠獲得のために、UCIポイントを共に稼いだ戦友でありますね。

白馬と言えば岩岳、という時代には既にトップ選手だった中込選手。
「順番が違うんじゃないかなあ?(笑」
と仰っていました。
オリンピック前の時期、片山さんとの出会いから今日までをご自身のブログで振り返っておりましたね。
一番寂しがっているのはこの方かもしれない。

持ちきれないほどの花束と共に引退していった片山梨絵選手。
今後は学校の先生になるとのことだけど、オリンピックに出場したスーパー先生として人気者になるのだろうね。
本当に、お疲れ様でした!