Cannondale All Stars, US Cup Pro Series #2 Bonelli Park

ワールドカップ開幕も近づいてきたMTBレースシーン。
各所で有力選手が暖機運転を始めている様子が伝わってきますねえ。

で、今年から始まったMTB XCOの北米シリーズ、US Cup。
先週末に第2戦が行われましたね。
やっぱりMTB=アメリカという世代なので、埃っぽくて道幅が広いコースを見ると何となく安心する。

このシリーズはSho-Air Cannondaleチームを擁するSho-Airが冠。
そのせいか、やっぱりキャノンデールの押し出しが強い印象ではあります。
が、今回は出走したメンツが豪華過ぎた。

初戦で優勝したマックス・プラクストン、ジェレマイア・ビショップ、アレックス・グラント、キーガン・スウェンソンらの北米組はもちろん参加。
それに加えて、今回はCFRの本棚氏、フミック兄さん、アントン・クーパーも参戦(アントンはDNS)。
さらに驚いたのは、あのティンカー・ウォレス(53歳)も出走したこと!
キャノンデールの現役ワールドカップライダーとリヴィング・レジェンドが一緒に走るという衝撃。


Photo :mtbmike.com(Facebook)

ティンカーが世界戦2位になったのは1994年。
本棚氏がサドル・トレターナ銅メダルに輝いたのは18年後の2012年。
フミック兄さんが世界戦2位になったのは19年後の2013年。
一線級のアスリートの世界、これだけ時間が経つと何世代経たのかわからないくらい。
この会場にいたら、鼻血出してコース脇で人知れず倒れている自信があるよね(笑
この動画は男女一緒くたなんで非常に長いけど、前半が女子、後半が男子。
なかなか観られない新旧共演だし、今後の共演も期待できそうにない。
とっても貴重でありますよ(^^)


*
コースは非常にダスティで、集団に付いていると息苦しくなりそうなコンディション。
序盤は本棚氏がトップを独走し、兄さんは一本橋セクションでコケをメイク。
本棚氏は逃げを決めるべくひたすら独走を続け、中盤に追走グループから兄さんが抜け出してワン・ツーパンチな展開に。
UCI ELITE MTBチームであるCannondale Factory Racingなので、ワールドカップトップレーサーの意地もあったのかな?


Photo :Marco Fontana(Facebook)

しかし、徐々に雲行きが怪しくなり、まず兄さんが吸収される。
結構なビハインドを築いていた本棚氏だけど、追走集団がペースアップ。
リーダージャージを着るチームメイト、マックスも積極的に前を狙って本棚氏を猛追。
ひたすら独走して疲れちゃったのか、本棚氏はハンティングモードのイケイケマックスについに確保される。
独走を続けた本棚氏は、追走軍団のアタック連発に付いていけず。
優勝したのは、集団後ろで付かず離れずレースを進めたジェフ・カブッシュ。
チームのエースを食らったマックスは3位、本棚氏は5位、兄さんは6位でありました。
ロードレースみたいな展開だったね。

ティンカーはプルアウトになったようだけど、それでも86人中47位だからね。
息子みたいな選手たちと走ってこの順位は驚くほかありません。

レースを落とした本棚氏ですが、翌日のレースで今季初の優勝をゲットしております(^^)


Photo :Marco Fontana(Facebook)

ワールドカップはもちろん面白いんだけど、U.S.Cupもなかなか面白い。
第3戦は3/22のFontana City。
本棚氏はこっちに出て欲しい気もする(笑

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Max Plaxton wins US Cup Pro Series #1

先日、Cannondale Factory Racingへの移籍を発表したアメリカン、マックス プラクストン(カナディアンでしたね(^^;。
CFRでのデビュー戦となったUS Cupの第1戦、”Mellow Johnny’s Classic”で見事に優勝しましたね。
スペシャのトッド・ウェルズ、スコットのジェフ・カブッシュを振り切ってのスリリングなゴールでした。

このシリーズ戦は今年から始まったもので、キャノンデールのアメリカMTBチームでお馴染みのSho-Airが主催。
日頃なかなか見られないアメリカンライダー達が一杯で、実に興味深かったね。
ジェレマイア・ビショップ、ライアン・トレボンらSho-Airの選手もそうだけど、CFRの若手であるキーガン・スウェンソンの走りは初めて見た。
15時間の時差があるので非常に眠かったけれど、そのへんは救いでしたよ(^^)

UCIのワールドカップと違ってカメラが少ないみたいで、選手が常に映るわけではなかったね。
けれど、アメリカ人の話す英語を何とか聞き取ってやろうとしているうちに選手が来るので飽きなかった。
会場のBGMでストレイキャッツがかかった時は、やっぱりMTBはアメリカだなあと思った次第。

3/15には早くも第2戦。
コースに丸太セクションなんかをこしらえてる写真がFBに出ています。
また眠い週末になるのだろうか・・・?w

オフィシャルレポートはここ
動画はコレです。
5時間もあるけど、前半は女子、後半は男子でありますよ。

2014 US Cup Pro Series #1 – Mellow Johnny’s Classic

大雪の東京砂漠、Cyclocross Tokyo 2014

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45年ぶりの大雪となった東京都心で開催されたシクロクロス東京2014。
モタモタしてたら一週間も経ってしまいましたね。
シクロクロス追う人は多いし、今さらいいかと思ったのだけど。

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2週連続で大雪に見舞われることも、ソチ五輪スキージャンプでレジェンド葛西選手が銀メダルを取ることもまだ知らない、遠い昔のお話であります。

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1日目はリアルに大雪の舞う中で行われ、あまりの雪にC1がキャンセルになった。
温暖な湘南地方ですら吹雪だったからね。
2日目はすっかり晴れ上がり、雪面の反射が凄くて写真が明るい明るい。
あまりに明るいもんだから、プロフ写真を撮ってる選手もおりました(笑。

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交通機関、道路がマヒしていることもあってか、観客はシクロクロス東京にしては少なめに思えた。
それでも人酔いするくらいは集っておりましたよ。

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女子のワールドカップチャンピオンでもあるケイティ・コンプトン(Katie Compton)その人であります。
ローマ大会では女帝マリアンヌ・フォスと死闘を演じておりましたが、世界選手権では残念ながら絡めず。
その直後の来日なれど、楽しんでいる様子でした。

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TREKの新車であるBOONE(ブーン)は、彼女も開発に絡んだとか。
非常に評判が良いようなので、一度くらいは乗ってみたいね。
彼女のバイクはスペシャル品の塊。
フレームカラーは全米チャンプである彼女専用だし、Avidのブレーキもブルーアルマイトのスペシャル品、FMBのタイヤも彼女専用のレッドな仕様。
そういう所からも、如何に彼女が大きな存在かが伺えます。

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当然の如く、一等賞であります。
海外選手、それも世界のトップクラスにもなると、やっぱり遠い存在に思える。
けれど、ガンリタ姉さんやヘルミダ父さんがそうだったように、こうやって直に見ると親近感も湧くのが人情。
そんなことを思い出させるコンプトンでありました。

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男子のレースの頃には、暖かさを感じるくらいに。
今回のレースはキャンセルも多かったんだよね。
キャノンデールの2m男ライアン・トレボン、スーパースターであるティム・ジョンソンも世界選手権でのケガのためにキャンセルになった。
ティムは奥さんがエントリーしていたし、レースの顔役としてステージで笑顔を見せてくれたけれどね。

スタート直後から先頭2選手が飛ばし始める。
Rapha Focusのザック・マクドナルド、そして日本のエースである竹之内悠選手であります。

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新ジャージのお披露目となったカズ選手、序盤は10位くらいだったかな?

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序盤から飛ばすザック・マクドナルド選手。
1991年2月生まれの23才。

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食らい付く竹之内選手。
こちらは1988年9月生まれの25歳。

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彼らに続くのは、1994年生まれの前田公平選手(SCOTT)と沢田時選手(BS Anchor)。
若い若い選手が元気でありますね。

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カズ選手は1982年生まれなので、今年の10月には32歳になる。
オレから見たらとっても若いのだけども、いつのまにやらベテラン選手。

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最近のレース会場でのカズ選手には、貫禄のオーラを感じることも多くなった。
会場にはハタチ前後の若い選手も多いから、当然といえば当然なのだけどね。
我々オッサンにはニコニコ接してくれる気のいいお兄さんといった雰囲気を持つカズ選手。
とはいえ、駆け出しの選手から見たらやっぱり怖い先輩なのかもしれないね。

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大雪の影響は、砂場よりもシングルトラックの方が大きかったね。
ご覧の通りであります。

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このシケインは昨年からこの場所に設置されたもので、盛大に飛んでいく選手が多かったね。
しかし今年はさすがにリスキーなのか、飛ぶ選手は皆無でした。

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沢田時選手は、MTBワールドカップを中心に走っている選手。
今は走る姿をなかなか見られないのだけども、見るたびに大きく見えるようになる気がします。

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それはシクロクロス王となった竹之内選手も同様。

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今回の大会で、ひときわ楽しそうに走っていたのがこの選手。
ジャイアント・オーストラリアのルイス・ラトリー(Lewis Rattray)選手であります。

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砂浜で姿勢を崩しそうになりながらも、観客からの声援でギリギリ粘る。
見ているこちらも力が入るシーンでありました。

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先頭のザック・マクドナルドの速さは異次元だったね。
沢田選手、カズ選手を周回遅れにしようかという場面。

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何が凄いって、この砂浜でヒョイヒョイとダンシングしてたからね!
これには会場にいた一同ただただビックリ。

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雪で湿っていたとはいえ、誰もが苦しんでいたわけですよ。
しかも、「この砂は走りやすい」と評したとのことで、ひょえ~って感じ。
MTBでも、南アフリカのロックガーデンを飛ぶように下るニノの走りなんかは驚いてしまうじゃん?
こういった物差しの違いを目の当たりにすると、
「絶対ムリ」

「練習すればできるんだ」
というものに変化する。
こういうカルチャーショックもまた、海外選手の走りを見る楽しみではありますね。

というわけで、3回目のシクロクロス東京は終わった。
雪はまだ続くという話があるけど、もうお腹一杯。

MTBやロードレースの季節もすぐに始まる。
暑い季節はこの大雪が恋しくなるのかもしれないね~。

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2014 シクロクロス世界選手権

週末にオランダで行われたシクロクロス世界選手権。
ジュニア、女子、U23、エリート男子と、YouTubeのuci channelで全部観ましたよ。

しかし男子は凄かったね。
スヴェン・ネイスとゼネク・スティバーのマッチレースは見応えあり過ぎた。
コースの大変さはそれまでの中継で感じていたけど、異次元のスピードとテクニックでガチンコ勝負。
ネイスはソツなく華麗にこなし、スティバーは闘志ムキ出しでパワフル、という印象。
素人目には、U23くらいになれば体格的にはエリートと変わらないんじゃないの?と思う部分もあったんだけど、もう全然違ったね。
最後にネイスがミスを繰り返して決まったけれども、世界選手権にふさわしい、素晴らしいレースだったと思います。
ダイジェスト版の動画がコレです。

Mens Elite Race -Edited-

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女子は5連覇しているマリアンヌ・フォスが6連覇を達成し、自身7度目のアルカンシェル。
まだ勝ちたいの?と言われるほど強いのだけど、やはり地元オランダでの世界戦は特別なのでしょう。
ワールドカップ・イタリアでフォスとマッチレースを展開したケイティ・コンプトンは、序盤でトラブルに巻き込まれて早々に離脱。
フォスの独走になったのは少し残念だったけれども、イタリアのXCライダーでもあるエヴァ・レックナーの粘りは感じ入るものがありました。

Elite Women Race -Editted-

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機材的にも興味深かったね。
コースはヌタヌタ度が高い状態で、ディスクブレーキの優位性もありそうに思えた。
でも、スティバーもネイスもカンチ仕様で出走。
登山みたいな担ぎがあったから、絶対的な軽さが良かったんだろうか?
それとも、泥で嫌でも減速するから強力なブレーキングフォースは必要なかったのだろうか?
MTB同様、このへんも興味深い点ではありますね。

さて、これで今週末はお台場でシクロクロス東京。
キャノンデールの2m男、ライアン・トレボンを生で見られると思っていたのだけどね・・・。
残念なことに、世界戦で負ったケガの大事を取って来日中止になっちゃったとか。
来年に来てくれることを期待したい所です。

LIVE Cyclo-Cross World Cup Round 7 – Nommay, France

今夜はシクロクロスのワールドカップ第7戦、フランスでありますよ。
このタイトルイメージ、エラくカッコいいですね。
シクロクロスが冬季オリンピック種目になるという話も、リアルに思えてきます(^^)

お台場で行われるシクロクロス東京も近づいてきて、あちこちで準備を進める声が聞こえる昨今。
今回のフランスラウンドが終わると、来週はいよいよ世界選手権という状況。

女子のシリーズチャンプはもう決まっていて、お台場にもやってくるケイティ・コンプトン。
前戦のイタリアでは、女王マリアンヌ・フォスとマッチレースを展開。
2人で異次元のスピードで競り合い続け、最後にコンプトンが振り切って優勝しております。
フォスはロードやトラックでもアルカンシェルを持つ化け物選手で、シクロクロスのアルカンシェルを5年連続で守っている。
イタリアでのコンプトンの走りっぷりは、「6連覇させないわよ感」がありありとしていた気がする。
ワールドカップタイトルは決まっている上、世界戦の直前なので、どう走るかは判らない。
けれども、楽しみではあります。

日本からも豊岡英子選手出走
イタリアではベストリザルトを記録したようなので、更なる更新を期待したいところです。

男子の出走リストにも、お台場に来てくれるティム・ジョンソンとライアン・トレボンの名前があります。
イタリアで優勝したアルベルトの名前はあるけど、世界チャンプのネイスは出ないみたいだね。
日本からは竹之内悠選手、小坂光選手が出走。
若手では、U23に沢田時選手、横山航太選手が、ジュニアに中井唯晶選手と竹内遼選手が出走するようです。

ライブ映像はYouTubeのUCI Channelで見ることができます。
UCIチャンネルの中継はエリート男女のみだと思うけど、U23やジュニアもどこかで見られるのだろうか?
中継開始は日本時間の22時頃みたい。
月曜日の朝が辛くなるこの感じもまた、自転車レースでありますね(笑

Movie, Moreno Moser & Ryan Trebon

昨夜までの3日間、カズ選手が深夜番組に出演しておりましたね。
シクロクロス東京を盛り上げるためのようでしたが、芸人さんと絡む姿は面白かった(笑
今季のシクロクロスでは調子が良いので、本番での活躍も大いに期待したいものです。

で、久々にYouTubeのキャノンデール公式アカウント、”CdaleBRAD”を覗いてみた。
Cannondale ProCyclingのチームプレゼンで、モレノ・モゼールが歌った動画がありました。
写真は見てたけど、なかなか雰囲気ある声でありますね(^^)
会場にはシクロクロスのティム・ジョンソンもいたようです。

Sagan & Moser Rock California – 2014 Cannondale Pro Cycling Presentation

で、ティム・ジョンソン。
先日、3度目のシクロクロス東京出走が発表されたわけですが、雪国レースの動画がありましたよ。
とんでもなく寒そうです。
今回のシクロクロス東京に出走するチームメイト、ライアン・トレボンも出ております。
身長2mあるというから、どういう走り姿なのか?
いやいや、楽しみになってきましたね~。

Cannondale p/b Cyclocrossworld.com – The Team Episode 2

SRAMのシクロクロス万歳動画

SRAMがこしらえたシクロクロス動画。
当然、SRAM REDとAvidのディスクブレーキをホメ称える内容なんだけど、わりかしキャノンデールの香りが強い動画でもあります。
ティム・ジョンソン、ライアン・トレボンの走る姿も嬉しいけど、昨年お台場に来たジェイミー・ドリスコルや、チーム唯一の女子選手であるケイトリン・アントニューのインタビューは結構貴重かもしれない(^^)
しかし、海の向こうのシクロクロスコースは上下の動きが大きいんだねえ・・・。

The Cyclocross Advantage — SRAM & Avid