Fly the Green Flag 2016 season

2016 Cannondale Pro Cycling Team Presentation.

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1998 Cannondale “Fulcrum” for Myles Rockwell


Movie :www.imbikemag.com

知ってる人には懐かしく、知らない人には何じゃこりゃ?というバイク。
ボルボ・キャノンデールチームの専用車、フルクラムというダウンヒルバイクであります。

写真は何度かこのブログでも触れているけど、今回は動画という点がポイント。
しかも、当時乗っていた張本人であるマイルス・ロックウェルのお喋り付きでありますよ。

元々、キャノンデールのダウンヒルバイクはSuperVから始まっている。
ただ90年代はアメリカの好景気を反映したのか、毎年ストロークが増大していく進化の激しい時代だった。
ボルボ・キャノンデールが市販品そのままで走ったのは94年くらいだったかな?
それでもカーボンスイングアームとか使っていたし、HeadShokではなくRockShox JudyDHに変えてアルカンシェルを取っています。

翌年からは、動画にも一瞬出てくる赤いSuperVDHに移行。
このバイクからはザックス製のディスクブレーキが装備され、フォークも金色に輝くダブルクラウン倒立型に。
キャリパーが右側に付いているあたりは時代ですね(^^;



で、これを進化させたのがFulcrum。
まず、当時流行ったヴァーチャルピボットにしてピボット位置を最適化。
それに加え、走破性を上げるためなのかこの複雑な駆動メカニズムを実装し、チェーンリングを小さくしたわけであります。


Photo:Vintage Cannondale

今回の動画にあるのは、この赤いFulcrumの次の年のものだろうね。
動いている映像は初めて見ましたが、複雑だねえ。
メンテナンスが大変だったとかで姿を消しましたが、それでもカタチにして勝ってしまう。
そのあたりは当時のキャノンデールの先鋭さを象徴していたし、ゆえに覚えている人も多いのではと思うわけです。
Fulcrumは市販されず、次のDHバイクはジェミニまで待たされることに。
トップレベルのDHレースが真似しようとすら思えなくなるほどに進化した時代。
思い返せば自動車ラリーのグループBのような、そんな存在だったのかもしれないね。

New Clothing, Cannondale Factory Racing 2015

キプロスのサンシャインカップのネタを書くと、MTBもシーズンインという感じがします。
で、その流れのままアメリカではUS Cupが開幕。
主催するSho-AirもすっかりCannondaleの一部になっておりますね。

で、このレースでCFRことCannondale Factory Racingの新しいジャージがお披露目されたようです(^^)
笑顔でお披露目するのは、ドイツ出身のフミック兄さんであります。

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Photo :Cannondale Factory Racing

USカップ・ボネリパークでは3人のライダーが出走した様子。
ご覧の通り、本棚氏とアントン・ミニクーパーもおニューでありますね。

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Photo :Cannondale Factory Racing

2011年頃から続いたデジタルな柄は影を潜め、シックな印象。
プロロードのCannondale Garminのジャージにも似た印象であります。
ジャージのデザインっていろいろな思惑が絡むそうなので、何となくキャノンデールの考えていることが見えるような気もします。
ま、たぶん気のせいですけどね(^^;

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CFRには、もう一人の選手がおります。
Henrique Avanciniというブラジルの選手で、先日のキプロス・サンシャインカップでも大活躍でありました。
ヘルメット姿が往年のロード選手であるジョージ・ヒンカピーに似ているし、昭和の色男的なルックスであります。

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ワールドカップで時折目に付いた、CALOIの選手といえば判るだろうか?
昔からのファンはCALOIという名に見覚えがあると思いますが、今はキャノンデールと同様、ドレル傘下にあるブラジルのブランド。
RedBullなヘルメットからも、リオオリンピック絡みで注目度が高まっていることが漂ってきます。
ご本人としては、このチャンスで大いに飛躍したいところだろうね(^^)

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Fontana will join “Strade Bianche”

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Cannondale Factory RacingのXCライダー、マルコ・フォンタナ(Marco Aurelio Fontana)。
フラットダートなコースを走るロードレースとして知られるイタリアのレース、ストラーデ・ビアンケ(Strade Bianche)に出走するらしい。
ヤル気まんまんな表情でこんな写真をドロップしています。
ヘルメットはRedBullだから元々青いけども、イタリアナショナルチームのジャージを着てる。
オークリーも真っ青に染めて、青い洞窟仕様で走るのかな?

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Photo :Marco Fontana

MTBクロスカントリーとシクロクロスでは、ヤングな頃からイタリアチャンピオンを取りまくってきた本棚氏。
イタリアの不整地自転車競技の世界ではカンピオニッシモと呼べるくらいの選手であり、それを思えばなるほどなーと。
UCI MTBワールドカップの開幕がまだ先、ということも理由のようです。

所属するキャノンデールには、まさにこのレースのために作ったような自転車、シナプスもあるわけだしね。
今年から発足するCannondale Garminチームのモレノ・モゼールも優勝したことがあるこのレース。
ガタガタ道の専門家である本棚氏がどういうレースを進めるのか、なかなか楽しみでありますね(^^)

キャノンデールのWEBサイトでは、今回の参戦に関してのインタビューが掲載されていますよ。
英語ですが、長文じゃないのでご一読をお勧めしたい春の声、であります(^^)

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Photo :Cannondale

この動画は昨年の同レースのもの。
00:59:00あたりからサガンがダートを爆走してます。
日本のJBCFでも、こういうレースがあったら面白いんだけどなー。

Strade Bianche 2014 – HD Full race –

Tinker Juarez describes his Cannondale Scalpel 29er


*
誰もが認めるMr.Cannondale、ティンカー・ウォレス。
今年でキャノンデール在籍もなんと21年目。
Scalpel29erがお気に入りのようで、色々語っていますよ。
このバイク、フルサスだから持てばハードテイルより重いけど、漕ぐと異様に軽いんだよね。
ハードテイルのFlashより軽いくらいで、ワールドカップでも兄さんがご愛用中。
26インチ時代のアイデンティティであったゼロピボットを捨てたので、デビュー時には「えー」とか思ったものですが、名車かもしれないな。

何はともあれ、若い頃に憧れたティンカー・ウォレスは今日も現役。
このまま爺さんになるまでずっと走っていて欲しいものだね(^^)

“GREEN VOLTAGE”, 2015 Miyata-Merida Biking Team

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日本を代表するMTBチームの一つ、MIYATA-MERIDA BIKING TEAM
週末に今季の体制が発表されましたが、なんと今年はチームのファンクラブができるそうです。
名前は「GREEN VOLTAGE」と言います。

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Image :Miyata Merida Biking Team

近年の日本国内のMTBレースで強力な存在感を示す同チーム。
デビューイヤーの2012年は、キャノンデールとカチカチやり合って大いにシーンを湧かしたね。
コレとかコレとかコレとか、懐かしいのう・・・

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2013年シーズンは、出れば勝つという常勝チームに君臨。
同チームに所属していた斉藤亮選手がJシリーズで春先から圧勝を続け、ファンも待ちに待った全日本選手権
絶対王者山本幸平選手と見応えある争いを展開し、大いに手に汗握った。

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亮選手が離脱した昨年はラインナップを一新。
亮選手が最も警戒していた小野寺選手をエースに迎え、若手ライダーとしてはマツジュンこと松尾純選手が加入。
XCスキー王者の恩田選手も加入して、存在感をさらに高めたね。

ちなみに小野寺選手とマツジュン選手には、J1白馬ラウンドが行われる日の早朝、白馬大橋で偶然遭遇。
完全に思い出モードで山の写真を撮っていただけに、この時は心底ビックリしたよねー。

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今季は恩田選手がチームを離れ、小野寺選手とマツジュン選手の2人チームに。
マツジュン選手はウエイビーな髪型でモデルチェンジしてるので、カッコよろしいプロフ写真は必見でありますよ。

監督はドゥロワーを主宰する山路さん。

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さらに今季は自転車雑誌でお馴染みのカメラマン、岩崎さんもチームスタッフとして名を連ねております。
チームに看板持ってるプロカメラマンがいるのも珍しい気がしますが、SNSが発達した時代性を考えるとさもありなん。
このあたり、21世紀のレースシーンを戦うこのチームらしい所であります。

ファンクラブの概要はリンク先を覗いてもらえば判る通りで、会費制。
一口3千円として、何口出してくれたかで内容が違ってくるというもの。
熱心なサポーターがいることで有名なロードチーム、宇都宮ブリッツェンがやっているのと同じようなスタイルみたいだね。

10口以上となるゴールドサポーターの場合は結構豪華。
まず、チームジャージが送られてくる。

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これ、欲しいなーと思っていたけど、市販はされなかったんだよね。
今回はスペシャルなことに、申し込み後に天下のパールイズミで生産されるようです。

で、メリダのプレスショーに招待されるようです。
そこいらじゃ見られないような台数の自転車の海に浸れるよ、ということだね。

乗りまくりたい人は多いだろうけど、何台もクルクル乗り続けられる体力がないと試す所じゃなくなるんだよね(^^;
自転車の海を泳ぎたい人は、要トレーニングであります。

たぶん、このチームが乗るバイクにも乗れるんじゃないかな・・・?(^^)

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チームのステートメントには、最大の目標はリオデジャネイロ・オリンピックであるとはっきり書いてある。
そのためにはUCIポイントのかかったレース(いわゆるUCIレース)で成績を挙げる必要があるんで、海外のUCIレースにも遠征するようです。
国内シリーズも一新されてUCIレースになったわけだし、このへんは国内レースの緊張感に直接影響するだろうね。

チームスケジュールを見ると、4月のアメリカ遠征でUS Cupに出るようだね。
US Cupとは、昨年から始まったアメリカのUCIシリーズ戦であります。

メリダチームが出るのは、4/11のボネリパークと4/18のシーオッター。
レースの格は、ボネリパークがオークラス(Hors Class:ワールドカップの次)、シーオッターはClass 3(昨年までの八幡浜と同じ)となる。
昨年はネットで中継されたけど、時差が物凄くて寝落ちしそうになったな・・・(^^;

2014 US CUP Bonelli Park Highlights


*
オリンピック目指しての争い、ロンドンの時にカズ選手を通じてオイラも入れ込んだよ
特定の選手やチームに入れ込むと、長いスパンでのレース観戦が本当に面白いんだ。
特にオリンピックはMTB最大のビッグレースであり、国別の出場権争いは既に始まっている。
選手の方も、見られていると思うとどんどん走りが変わっていったりもする。
こうした選手と観客の感情交換を行うには「場」が必要なのだけど、こういったファンクラブはその一つだと実感します。

小野寺選手は、ワールドカップでも加算ポイントを取れる位置で走るスピードを持つ。
充実したチーム体制・サポート体制を得て、大爆発な走りを見せてくれることを期待しています(^^)

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Urban commuter, Cannondale Contro

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Photo :Cannondale

日本で見かけるキャノンデールの街乗り車といえば、BadBoyが有名。
今はQuickやフーリガンの方がよく見かけるかもしれない。
そんな中、日本でも上の写真のようなバイクがお目見えするとか。
名前は「Contro」と言います。

WEBサイトによれば、日本では2種類で展開されるみたい。
高い方はContro3
20世紀末デビューのBadBoy以来の伝統、プレミアムな真っ黒フィニッシュでお値段16まんえん(価格訂正しました)。

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Photo :Cannondale

リジッドのLeftyフォークにはやはり片持ちのフェンダーが付いてる。
リアには頑丈そうなキャリア付き、ホイールは真っ黒なディープリム。
どこを見てもただならぬ雰囲気のコイツ、街中で見かけたらかなり目立つだろうね。

もう一つはContro4、お値段130000えん(価格訂正しました

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Photo :Cannondale

こちらはキャリアもフェンダーも付いていないし、青い差し色も入ってる。
Contro3に比べて若々しく元気なイメージだろうか。
いずれにせよ、かなり目立つ自転車ではないかなと思います。
この特徴ある後三角がどういう乗り味なのか試したいものです(^^)

昔から、キャノンデールの非競争車は面白味のあるバイクが多かった。
Leftyなんかできる前からずっとそうだったんだよね。
勝つという目的に特化した競技用車の凄味も魅力的だけども、街乗り車はまるで服のように方向が色々とある。
もともとキャノンデールは街に似合う特徴を色々持っているんだよね。
溶接ビードを削ってスマートな面を出していたこともそうだし、ヘッドショックなんかその最たるもの。
凝っているけどシンプルな意匠は、様々なパーツアレンジがよく映えるものでもあったね。


Photo :Vintage Cannondale (via 1994 Catalog)

キャノンデールの街乗り車はとても凝ったものが多かったけれど、カタログめくると毎年違ったバイクが並ぶんだよ。
以前にもこのへん書いたことがあるけれどね(これとかこれとか)
当時は今以上にママチャリだらけの時代ですよ。
そこに時計のスウォッチのような遊び心、来年は変わっちゃうかもという希少性も備えたバイク達はとても魅力的に見えた。
作ってる人たちもかなり楽しかったんじゃないだろうか?

個人的には、往年のキャノンデール製コミューターらしさを色濃く感じさせるTesoroの方が好きなんですが、これはヨーロッパ専用みたいだね。

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Photo :Cannondale

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Photo :Cannondale

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Photo :Cannondale

現在のキャノンデールはレースのイメージが強いし、実際にそういう宣伝をされている。
SuperSix EvoとかFSiとか見ていると、誰だってストイックなレース車ブランドだと思うよね。
けれども、BadBoy以前から筋金入りの街乗り車ブランドでもあることを認識している人は少なそう。
キャノンデールバカとしては、そんな過去をたくさんの人に知ってもらえたら嬉しい。
Controの写真を見ながらそんなことを思うわけです(^^)


Photo :Vintage Cannondale